宿題

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2006年07月22日(土) 白鳥の精神/小林秀雄×河上徹太郎
河上
でも、とにかく小林は好きだったな、白鳥さんが。

小林
そう。

◇

河上
ぼくが忘れられないのは、
二人でいっしょに軽井沢で終戦直後に
白鳥さんを訪れたことがあったろう。
おそらく君ははじめてだろう。

小林
いや、外では前にもお会いしたことがある。

河上
別れて二人でぼくのうちへ帰って、
君は興奮して酔っていた。
あのとき、きみは惚れこんじゃったからな。

◇

河上
あのあとだっけな、
創元社に遊びに来て、
正宗さんが座談会のようなことを
やった時だったっけ?

小林
創元社にはよくみえたよ。

河上
その時、きみが酔って送りに行ってね、
円タクをつかまえて、正宗さんが早く家に
帰りたいのに、きみは首を円タクののなかに
突っ込んで、何かしきりに喚いでいたっけ。
おぼえているよ。

小林
そうか、そんなことがあったかな。

河上
あったよ。

小林
創元社などにみえたときには、
リュックを背負ってね。
あのころはまだ戦後のことで、
リュックを背負って、そのリュックを逆さまに
背負っているのだよ。ハッハッハ。
そうすると創元社のやつが驚きやがって、
先生、逆さまだというと、
どっちでも同じことだ(笑)。


★白鳥の精神/小林秀雄×河上徹太郎★

マリ |MAIL






















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