○プラシーヴォ○
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うらうらと眠気のままに 枕に頭を落とした
…
声だけでも 聞いてみようかいの
自分からなんて 滅多に電話すること無いのに 気合をいれてダイヤルする
午前0時50分 ハム男の携帯に電話をかける
繋がらない ワンコールもせずに 留守電の音声
飲みに行くと言っていたから 地下にいるのか それとも コンパかなんかで 私の侵入を防いでいるのか
10分後 もう一度鳴らすと
コールを何回かした後 留守電になった
もういい
プライドをがっしり押さえ込んで 自分から電話したけれど 力つきた
午前2時
ハム男から電話
「がちゃ子? 電話ありがと 明日、迎えに行くから いいね?待ってるんだよ」
有無を言わせないハム男の声
ハイ
と返事をすると
んふーん
と
満足そうな鼻息が聞こえてきた
私も同じく
満足な息をついて
すかすかと
眠りのなかへ
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