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■ 甘えんぼは断罪
同僚Aが来年度から労組の専従に近い勤務になるため、うちの職場には実質週に2回しか出勤できないという。
組合本部としては転勤希望があるなら優先的に配慮するそうだ。
同僚Aとしては、働きなれたこの職場に来年も籍を置いておきたい意向を持っていた。
が、そのためには一方的に彼が今までやっていた仕事をわれわれが分散して背負い込まねばならない。
こんな小人数の職場で、彼は自分の甘えのために、わたしらに負担を強いるのか?
それはちょっとキツイだろう?
あたしゃごめんだね。
期限が決まっているなら我慢もしよう。
だが、彼の専従期間は未定。 このままずっと労働組合に半生を捧げちゃう可能性だってある。
あたしは、彼の甘えた根性が気に入らない。
みんなはどう思っているんだろう?
あたしたちは、ちょっと冷たいかな? とは思ったが、彼には転勤してもらうことにした。
でも、それではあまりにも今までの彼の仕事に対して冷たすぎるんじゃないかと、いう同僚もいる。
感情だけじゃ仕事はできない。
彼は口惜しがっているだろう。
今までこんなにがんばってきて、専従やるならさっさと出てけっていうのか、ってね。
う〜。
かわいそうだけど、そういうことよ。
で、同僚Aはちょっと落ち込んでいる、つか、さびしそうだ。
あたしはこのまま彼を甘やかしても、今後の彼のためにゃならないと思う。
初めての職場でクールに組合専従として勤めたほうがいい。
そんな同僚Aをみかねて、同僚Bはいうのだ。
「彼のために、もうちょっとわれわれは動くべきじゃないか? 彼にうちにいてもらって、本部からうちに期限付き職員を派遣させるように働きかけたりできないか」
そんな結果がわかっているようなこと、かたちだけの動きを見せたところで一体何になるというのだ。
何度もいうが、同僚Aはわたしらに甘えているだけだ。
来年以降もここにいていいよって言ってほしいだけだ。
わたしらなら多少の負担もみんなで背負い込んでくれるだろうというのが見え見えだから、あたしはヤなんだ。
2003年01月30日(木)
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