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■ 薬草茶の朝
たしか去年の9月か10月の日記に書いたっけか?
行きつけ「だった」喫茶店の閉店について。
同じ建物をそのまま使って、またオープンした店に今、いる。
開店の花輪も見なかったが、看板は出てるし駐車場にクルマもあるので休日の朝、ちょいとひとりで入ってみた。
カウンターとレジ台、塗り替えた壁の照明器具はそのまま、テーブルと椅子は新品だ。
最近、カラダがコーヒーを受け付けないので、つとめてお茶の類いを飲むのだ。
コーヒー大好きなのに、胸がやけて苦しくなって、だめ。
で選んだのはジャスミンティー。
ちょいとミントも入っている。
耐熱ガラスのポットとカップ&ソーサー。
砂時計と新品のステンレスがぴかぴか光る茶こし。
たっぷり2杯分のお茶。
端末でテキスト打って、更新したら家に帰ろう。
ちなみにBGM。 この上品なピアノはビル・エバンス?
* * * * *
昨日に引き続き、田中さん関連。
あ、でも全然違う方向へオチマス。
もう先月のことになるけど、ノーベル賞授賞式で田中さんは当然のことながら会社のお金で仕立ててもらった燕尾服を着てた。
それ見てあたしは思ったね。
ああもう紋付き袴でノーベル賞をもらう人種は絶滅しちまったんだって。
幼い頃、新聞やTVで見た川端康成の黒紋付きがいかにかっこよかったかって。
『美しい日本の私』っていう記念講演の趣旨はきっと今読んだってわかりゃしない。
だけどねえ、もう日本のオトコで紋付き袴が似合うのは、伝統芸能関係者と相撲取りだけっていうのは、いったいなんなのよ。
耳の聞こえない姑がTVを見て 「このごろは男の子でも成人式に着物着るんだね」と言ってたが……。
ちょっと待って、おばあさん。
あいつらみんなヤンキーよ。
そういえば、子どもの卒業式の来賓に紋付き袴の中年男性がいて、お! と思ったが、あとで聞くところによると、彼は同窓会長で家業が呉服屋さんなのだった。
どおりでねえ。
2003年01月13日(月)
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