私が配属されたのは食材総合商社さんち。 まぁ食べ物関係は初めてだけどなんとかなるか、と思いました。
しかし至る所に事件ってあるものでして。
初日。 袋や包装紙の準備でウロウロしてた時、 ふと横を見ると大きいビデオカメラを持った人がいる。 ジーッと見てるとその女性がレンズから眼を離して笑ってくれたので 「TVの撮影してるの?」といいかげんな英語で話しかけたら 彼女が「そう」って答えてくれたので、 暇だったし尋ねられるまま答えました。 なんでもイタリアのニュース番組で 日本のデパートのイタリア展についてどういうのをしているか、を流す予定らしい。
しかし、そのアイデアはいいんですが もっともただでさえ20代半ばに見られる私、 異国人から見たら完全にお子様。 おまけに答えは向こうが期待するものを話せない(涙) 「イタリアは知ってますよね?」 「知ってる!」 「こちらで扱ってる商品は食べましたか?」 「私は初めてここでバイトする。だから食べてない」 「イタリア料理は好きですか?」 「はい。ピザやパニーニが好きです。」 「イタリアで後知ってることは何?」 「イタリアン・メタル(ここで相手が不思議そうな顔をする) あ、イタリアン・ミュージック」 「いつかイタリアに来てくださいね」 「Lotoが当たったら行こうと思います」 こりゃダメだったかも[爆]。 ちなみに他の方に関しては皆さんシャイで話してくれなかったらしい。 あれ、私自分ではシャイだと思ってるんですが。
2日目。 デパート内で両替部屋に行った帰り、 前にフリルひらひら紫プラウスの黒髪の異国の男性が歩いてました。 なんかに似てるなぁ・・・って思ったとたん口が勝手に動きました。 「あ、RITCHIE BLACKMOREみたい〜っ」 もっとも小声だったので気がつかなかったんですが、 なんでここにリッチー黒モアのコスプレさんがいるのかわからない。
しばらくして、お昼ご飯の時間。 同じ階の特設ステージを覗いたら人ごみが出来てました。 なんだろう、って思って係員のお兄さんに尋ねたら ルネッサンス音楽の生演奏をするという。 しばらく待ってたらリッチー黒モア1人にキャンディス嬢2人が現われました。 まぁルネッサンス音楽する人は容姿も似てくるのか、 あるいは人の顔を覚えられない私ですから、 あの衣装を着たら誰でも黒モアとキャンディス嬢に見えるのか不明ですが。 ちなみに演奏を聴いて感動の余り泣きました。 CDで聴いたら泣けないのかもしれない。 でも、間近でハープやタイコ?やリュートの演奏と天使のような柔らかい歌声聴いたら 心がふわぁ・・・って広がって、優しく何かに包まれるような気分になって リラックスしてきて・・・。 黒モアの夜が来日したら行こうっと。 ・・・でも、これって絶対HM系じゃないよね・・・ 実際にルネッサンス音楽聴いて思いましたけど。
3日目。 異国人との会話集。 その1。 お人形やさんのご主人との会話。 私はビスクドールを見るのが好きなので、ジーッと見てたら 「いかがですか、お嬢さん。かわいいあなたにはお似合いです」 うそ臭いお世辞やなぁ・・・って思ったけど、 外人さんには嘘でも意見に同意的な意見を言った方がいいのかな、って思ったから 「はい。いつも言われます」と答えました。 そのおじさん、何かタイミングを外したような感じで呆然としてたので 近くにいた通訳のお姉さんに尋ねました。 なんでも、大抵の日本の女性は 「そんなことないですよ〜♪」と言ってくれるので 「いえいえ、ほら、このお人形とあなたのお顔は〜〜〜」って セールストークに持ちこめるのに、あっさり肯定されたら 日本語でどういえばいいのかわからなくなったそうです[爆]。 思わず「勝った!」とポーズを取ってしまいました(笑)。
その2。 その通訳の人に単語を教えてもらいました。 「カリーナ」って単語です。 お人形がかわいい、って言いたいって言ったら 私の言語理解能力をわかってもらえたらしく 人形を指差して「カリーナ」でも通じるよ、って教えてくださいました(笑)。
で、他所のお店を覗いてて、革製品のお店に行きました。 なんか形がかわいかったので、そこのお店にいる職人さんの奥さまに 「カリーナ!」って言うと、なんか困ったような複雑な顔をされました。 どうも大人っぽいデザインのつもりだったらしいです[苦笑]。 それでもお子様容姿が幸いして、「アリガトウ」って言ってくださいました。 (一応基本挨拶はミケ姫さまから教えていただいたので これ幸いと「Ciao」(さようならの意味)って言いました。 笑ってくださいました。ちょっと一安心)
その3。 バイト先商社の関係者であるイタリア人の方が 売れ行きとかアドバイザーだかわからないけれど、調べる為にやってきました。 閉店したところだったから、試飲用ワインを勝手に小さな紙コップに入れて 「のみましょ!」と皆に薦める。 「このくらいのサイズだから一気に飲めるよ」って言われても・・・ ちょっと癖があるから飲みにくい・・・はずですが、言われた通り一気に飲みました。 で、次がカンパリっていうお酒とオレンジジュースをハーフにしたものをくれました。 パートのおばちゃんは一口飲んで「キツイ〜」といわれました。 この人、その姿をみてニヤニヤ笑い、次に私に渡してくださいました。 期待して飲んだ私の一言。 「もっとお酒入れていい?」 その4。 「一体君は幾つなの?」 「来月30歳です」 「嘘でしょ〜っ!」 「結婚してますよ」 「うそ〜っ!指輪は?」 「してないよ、ほらっ!」(と指を見せる) 「なんで?旦那さん怒らないの?」 「HMバンドでIRON MAIDENってバンドの曲の歌詞にもあるように ♪Not a prisoner, I just a free man And my blood is my own now♪ってことです。」(実際歌った[爆]) 「音痴やねぇ」 「じゃぁこの声で歌いましょうか?」 ・・・とDEATH声で歌うと笑ってくれました。 この芸も全世界共通なのね。
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