夏 色 南 風

  2005年12月17日(土)  恋してる


前回の日記は短期アルバイトの話題でした。

5人の短期アルバイトが入った中で
一人だけ若い女の子がいる。
21歳、スリムでセミロングのかわいい女の子。


仕事が始まって2週間を過ぎたくらいから
彼女の化粧が急に変わったらしい。
少し濃くなったのかな。
オレは鈍感なので全く気づかないのだけど、
女性陣や、この女の子を狙ってる男性陣は気づいたようだ。


取り巻く男達を、女性陣があおる。


『あれは恋してるんじゃないかしら、この中の誰かに』


まぁ、いい加減な事言うよね。
男連中大盛り上がりだよ。


そんな噂がここ2・3日でずいぶん回り回って、
みんな『オレの事かな』なんて思い始めていた。


こういうのは端から見てておもしろい。
それぞれの思い込みの激しさに、笑いをこらえるのを必死だ。



そして今日の昼食時に一つの結論が出た。


彼女に全く興味を持たない僕が彼女に聞いてみる事になった。
つまり恋してるのか? 
相手は誰なのか?


意気地のない、勇気のない男どもめ。
男なら自分で聞けよ。


でも、全く違う理由かもしれないよね。
恋は盲目、思い込んだら脇目もふらずに突っ走るのか。



そんなわけで仕事が終わる少し前に、
みんながいる前で彼女に切り出してみた。



『最近、化粧変えたの? ひょっとして好きな人でも出来た?』


彼女は、こう答えた。



『はい、彼氏にもう少し化粧しろって言われたので・・・変ですか?』


化粧は薄い方が好きなので、
悪くはないけど前の方がかわいいと答えておいた。


その横でため息と失意に泣きそうな顔してる男連中。
もう大爆笑だね。
全員失恋。撃沈。メッタ切り。
彼女が悪いわけではないのだ。
勝手に思い込んだ男連中と、あおった女性陣が悪い。
なのに彼女が魔性の女っぽくみえてしまった。



というか、彼氏の存在くらい確認しておけよ。



失恋した皆さん、今頃飲み会で盛り上がってるかな。
傷をなめあって慰めあって下さい。
僕は家で一人、思い出しては爆笑させていただきます。



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