夏 色 南 風

  2003年02月20日(木)  受験 - 悲しい男の物語(2)-


どうしても大学に入りたかった。
やりたいことがわからなかった自分にとって、
目標はそれだけ。 それしか考えていなかった。
成人式も欠席して、勉強に集中した。
2浪は辛い。

当時、文学部の史学科で歴史を勉強したかった。
アイヌ史や琉球史、歴史に興味があったのです。
狙いは郊外にある某大学。
校風やキャンパスが大好きだったので、狙った。
学力は・・・人生の中で一番勉強したかも知れない。
W大学はB判定。 K大学・J大学はA判定。

現役生、ほとんど勉強してなかった。
勉強するそぶりは見せてたけど。

1浪、予備校に通った。
途中クラスを落とされたけど、そこで意地になったのが実り、
本番数カ月前には成績がグーンと伸びた。
そこに生まれた心の隙・油断が敗因だった。


2浪、バイトして予備校授業料を稼ぎながら必死だった。
敗因がわかれば、作戦も立てられる。
最後まで油断はしてない。
とにかく気が狂うほど勉強をした。


2月12日
第一志望受験日。 大雪。 試験が3時間遅れる。
上出来だった。
雪の影響で帰宅は22時過ぎ。

2月13日
すべり止め受験日。 路面凍結。 おもいっきりコケた。
これも上出来。


2月21日
すべり止め合格発表日。

掲示板に番号はなかった。
偏差値から考えれば、10以上も上にいるから
落ちるなんて考えられなかった。
うなだれて帰宅。
本命はこれから!!


2月23日
第一志望合格発表日。

わざわざ3時間もかけて掲示板を見に行く。
あれだけ頑張ったんだ。
落ちるわけがない。
神様は見てるはずだよ。
そう、心に念ずる。

掲示板を熟視する・・・・・・ない。

・・・・・・・・・・・・・・・。

あわてて、もう2回ほど良く見る・・・・なかった。



努力ってなんだろ?
天命とはむごい。
3年という月日はアッと言う間に意味を持たなくなった。
全てが崩れ落ちた。
目の前が真っ暗になりシャッターが落ちる感じがした。
毎年、この時期には必ず思い出す。
初めて味わう挫折。
二十歳の誕生日の出来事。





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