みかんぜりーの入院日記
「遺伝性球状赤血球症」という病気とともに成長してきた航平の入院、手術記録です。

2002年02月16日(土) 退院!

朝の血液検査の結果、まだ血小板の数値がたかめなので数値が落着くまで「アスピリン」を飲むという事で退院の許可がでた。
入院費の清算をしに行こうとすると、すかさず「僕も一緒に行く、もう退院やから病棟から出てもいいやろ」と言うので、一緒に会計窓口まで行った。
病棟から会計窓口までの道のり「これが、ママが言ってた秘密基地に行くような通路やろ〜凄いな〜」とずっと歩きたかった通路を楽しそうに歩いた。

清算が済むと、支度が出来たら帰って良い。私たちは退院でも病棟内はいつもの様に大忙しだ。「お世話になりました」と挨拶しながら病棟を後にしたが、病棟にいらっしゃらなくて挨拶出来ない看護婦さんや先生がいたので、後日病院のHPにお礼のメールを送った。

術後の心配としては、胆嚢が無いので胆汁を蓄積しておけない、油っこいものを食べ過ぎると、消化不良を起こしやすいので「食べ過ぎに注意」
脾臓が無い点では、普通より免疫力が弱いので「敗血症」になりやすいとの事。
夜中の突然の高熱には「ただの風邪」とは思わず、おおげさでもいいから大きな病院に行った方が安心との事。成長するにつれ、その危険度も減ってゆくので、しばらく高熱に注意して過ごしていれば、後は大丈夫。
その時の為に「紹介状」をもらってあって、それがお守り代わりだ。


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