とにかく、あっという間に時間がたつ。そういう実感をもつ。もうすぐ師走だと思うと心せわしい。そこへ持ってきて、12月15日締め切りの原稿を抱えていて、それに追われている。ま、エイヤッとまとめざるを得ない。とにかく時間を見つけては原稿に向かっている。昔なら,原稿用紙に向かっていると言うべきだろうが、今はパソコンに向かっていると言うことになる。私の場合、データ分析などをよく行うので、パソコンはどうしても必要になる。データとにらめっこしながら原稿を書くというのが、最近の私のスタイルである。
順調に進むときは,そのデータが語ってくれるのだが、いつもそういう具合にいくとは限らない。そうなると、難渋しながら原稿を格闘することになる。こういう場合は、とりあえず仕上げて提出し、校正刷りをみても、悩む。手直ししようか、それとも、目をつぶるか。おまけに、こればっかりにかかっていられない。ほかに頼まれ仕事もある。出張もある。もちろん大学の役職もある。そういう役職や外の仕事と比べれば,原稿を書くのは「本業」の一環だと言うことで,気分的には悪くはない。でも、少しく焦る。やっぱりどこかで目をつぶらざるを得ないのだろうか。
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