今年の十大ニュースなどが話題になる季節だ。その中の一つに,衆議院は自民党が3分の2の多数で,参議院は民主党が多数派なので,いっこうに議事が進まないという「ねじれ国会」が話題になっている。ここで不思議なのはねじれ国会で議事が進まないということだ。予算の修正は認めないという習慣があるという。そら議事が進まないだろうと言わざるを得ない。状況変化に会わせて議会運営をすすめるなどと言うのは常識だと思うが,そうなっていないようだ。
衆議院と参議院の議決が異なるとき,両院協議会があってそこで調整すると,教科書には書いてある。妥協は政治の常識だと思うが,それをしなければ,それは一歩も進まない。与野党とも成熟していないのだろうけれども,成熟のための時間は十分にあったはずだ。福田前首相がいやになって辞めてしまったけれど,なぜ,粘り腰で政治を進めないのかと思ってしまう。とにかく,政治家が政治をしていないのだからどうにもならないと言うべきかもしれない。
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