今日もニューヨークの株価下落を受けて,東証の株価が下げている。アメリカの実体経済面が懸念される。それで株価下落となっている。明らかに世界の経済は曲がり角に来ている。サブプライムローン問題から始まって,金融機関,そして実体経済へと波及を始めている。しかも,ドル一極支配構造の終焉が,いよいよはっきりしてきたのではないか。多極化してきている。ヨーロッパ,アジアとあわせて三極構造になるのだろうか。ヨーロッパはユーロを中心にまとまるだろう。アジアはどうなるか。これが問題だ。
アジアといっても,日本,中国,韓国,台湾といった東アジアとインドなどの南アジア,そしてタイ,マレーシア,インドネシア,シンガボールなどの東南アジアという,3つの地域に分かれる。東アジアは大乗仏教,儒教といった文化での共通性がある。南アジア,東南アジアは,それぞれどういう共通性があるのだろうか。東アジアとて,それぞれに思惑もあって,まとまるのは難しい。経済的にはまとまった方がよいのはわかっているが,政治的になかなかそうはならない。「アジア共通通貨」などが取りざたされているが,一筋縄ではいかないと思う。
いずれにせよ,今後しばらくは,第2次大戦後から冷戦後,つまり20世紀の体制は崩れて,新たな体制ができあがるまで,世界経済は混迷を続けるのだろう。その中で日本はどうしていくべきだろう。どう考えても日本は,今後,没落していくと思わざるを得ない。はたして,美しく没落できるのだろうか。
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