singersong professor KMの日記

2007年12月10日(月) 一件落着?

 「船場吉兆」の最終報告書が提出されたという(下記記事参照)。不正表示は「販売用カタログに記載されている食品のほぼ全部だった」という。相当ずさんだ。「料亭の経営に専念する」というが,果たして客は戻ってくるだろうか。第一,こういう料亭経営がバブル崩壊後きわめて厳しくなってきている。だからこそ,多角経営に乗り出したのだろうと思う。とすれば,料亭経営一本では成り立たないはずだ。よほどの新機軸を打ち出さないと無理だ。板前さんらの雇用確保のための開店かもしれないが,良い板前さんはすでに流出しているのでは無かろうか。とすれば,残ったメンバーでできることは限られている。果たしてどうするのだろう。このままでは,結局廃業するよりほかないように思えるのだが。この料亭のことを私はあまり知らないのだけれど。

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<船場吉兆>経営陣の責任認める 農政局に改善報告書
12月10日11時1分配信 毎日新聞

 食品の産地偽装や不正な品質表示が次々に明るみに出た高級料亭「船場吉兆」(本店・大阪市中央区)は10日午前、一連の食品偽装が湯木喜久郎取締役(45)ら経営陣の責任と認める改善報告書を農林水産省近畿農政局に提出した。その後、同社は京都市内で記者会見し、農水省や同社内の調査で、本店取り扱いの販売用の食品計37品目で不正な品質表示があったことを明らかにした。販売用カタログに記載されている食品のほぼ全部だった。

 今後は、問題の多かった食品の販売は当面撤退し、料亭の経営に専念する方針。

 改善報告書では、湯木正徳社長(74)、妻でおかみの佐知子取締役(70)、社長の長男喜久郎取締役、次男尚治取締役(38)の4役員の責任について「不適切表示を認識しながら、漫然と放置していた」とした。家族経営の問題点として、法令を検証する部署がない▽指揮命令系統がない▽役員の権限が明確でない−−などを挙げ、4役員とも辞任する。今後は弁護士などの有識者に社外取締役へ就任してもらうことも検討している。

 船場吉兆は、持ち帰りや贈答用の「牛肉みそ漬け」で、佐賀、鹿児島、熊本産の牛肉を使いながら、但馬牛、三田牛として販売し、大阪府警が先月16日、不正競争防止法違反容疑で家宅捜索。改善報告書によると、牛肉の仕入れについては4年前から九州産を使うようになり、だんだん九州産の比率が上がっていったという。(以下略)


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