singersong professor KMの日記

2007年07月09日(月) 年金・社会保険庁

 最近,年金問題がよく報じられる。昨夜午後10時からのフジテレビの「ミレミアA]で,「失われた年金」を取り戻すのを「業」にしている人の話が報じられていた。いわば義憤から,情報を掘り起こして,貰えるべき年金を貰えるようにしてあげるというのを仕事にしている人の話だった。

 年金を支払っていても,請求しなければ貰えない,などということを知っている人は少ない(少なかった)のではないか。だから,貰えないままで終わる人が多いという。支払は強制されていながら,貰うためには請求しなければならないという仕組みにしてある。制度設計そのものに問題がある。しかも制度を作った側はそれを十分承知していて,かつ,年金を預かっていてこれをお払いするという感覚ではなく,あたかも自分の金をくれてやるというような対応に腹が立つ。

 このひどさを改めて知らされた思いだ。よくもまあ,何年もというか,長年放置されてきたものだ。メディアも最近になって,その問題点を報じるようになった。知らなかった方が悪いのだろうか。どう考えてもおかしな制度設計で,しかもこれは今も続いている。銀行に定期預金して,期日が来たら通知があるのが普通だが,年金では支払ったままで,こちらが何も言わなければ年金は支給されないわけで,何のお知らせも来ない。ひどい話だ。とくに以前に支払ったもので,以前務めていたその会社がもうない,などという場合が一番始末に悪いようだ。

 とにかくひどい話だ。それを知らせてくれた,良い番組であった。


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