パトリック・コバーン「イラク占領」緑風出版,が面白かった。アメリカとイラクの「戦争」そして占領がどのようなものであったのか,大変理解しやすかった。最近はイラクの実態などほとんど報道されないが,この戦争と占領が以下に問題含みであったのかが,如実にわかる。著者はイギリス人ジャーナリストとして,イラクのことをよく知っている。
アメリカが如何にいい加減な気持ちで戦争を始めたか,それでその後抜き差しならない窮地に追い込まれているか,がよくわかる。それにしても,ネオコン,ブッシュが如何に無謀な戦争を行ったかがよくわかる。それが外交ではなく,アメリカの内政問題として行われたところに罪深さを感じる。自己の権力のために他国を侵略し,国民を踊らせた。常に戦争というものはそういうものだが。
一読を薦めたい。
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