singersong professor KMの日記

2007年05月13日(日) 馬の耳に念仏

 「馬の耳に念仏」とはよく言ったものだ。今日,情報化社会だといわれ,情報があふれているように見える。しかし,意識していなければ,それは単なるノイズ・雑音でしかない。前回書いた高野連の場合でも,役員は現場情報について,見えていない,と言うより,聞く耳を持たない。まさに「馬の耳に念仏」なのである。それで的確な判断ができるはずがない。

 どんな組織でも,トップはしばしば,「裸の王様」になりがちである。「取り巻き」が不都合な情報をトップにあげない。だからトップは誤った判断をしがちである。又,トップは不都合な情報を聞きたくないに違いない。大きな失敗をしてから,はじめて気づかされるのだろうが,手遅れである。どこの組織においても同じである。傷口が大きくなってから初めて気づく,というより,気づかされる,というか気づかざるを得なくなる。

 現場情報がなかなかトップに伝わらない。トップがよほど気を付けて,しかも,情報が流れやすい組織構築に努めないと,情報が流れない。情報が情報としてではなく,ノイズ・雑音としてしか聞かれない。まさに「馬の耳に念仏」,何を言っても聞いてもらえない。聞く気がないのだから。至る所にそれは見られる。風通しの良い組織,それは活力のある,発展途上の組織だろう。よほどトップに見識がないとうまくいかない。


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