いじめ自殺を予告する手紙が文部科学大臣宛届いたというので,大きく取り上げられていた。ここのところ,教育問題がよく取り上げられている。教育基本法を変えたいという首相の意向を反映しているのだろうか。
そういえば,先週末,非行・薬物問題に積極的の取り組んでいる「夜回り先生」水谷先生のことがNHKで深夜2時半頃まで取り上げられていた。こういう先生には頭が下がるが,社会全体からみると,少数派であることは間違いない。
いじめ自殺予告にしても「夜回り先生」にしても,テレビで取り上げられると,反響が大きすぎて,よほど慎重にこれらを見ないと,危ないのも事実だ。情報がこれほど氾濫している社会は,よほどしっかりしていないと,自分を見失う。テレビがそれを増幅する。これはこれで怖い話だ。
北朝鮮核実験問題,拉致問題しかりで,うっかりしていると,ファシズムに流れていく。ファシズムは民主的にやってくる。国民の総意の下でファシズムは成立する。誰もが反対できないイッシューで迫ってくるのが常だ。こういうこともこの際考えておくべきだと思う。誰だって,いじめはいけないと思うし,核実験はいけないと思うし,拉致はけしからんと思う。そこから先,この感情をうまく利用する人間が出てくると怖い。
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