例年6月中旬に,証券経済学会全国大会が東京ないしその周辺で行われる。今年は10,11日の両日,埼玉県草加市にある獨協大学で行われた。埼玉県草加市といっても,東京の都心部から30分,そして駅から歩いて10分あまりという便利さではある。もっとも首都圏は広い。通常都心部へかなりの時間をかけて通勤をしている人が多いのだから,東京周辺に在住の人でも,草加市まではもっと時間のかかる人が多かった。
で,例年,その前日の夜に東京周辺に勤務している卒業生の諸君と懇親会を開いている。近年は20名前後の参加となっている。なかなかの盛況である。ゼミ卒業生だけではなく,いろんなつながりで参加してくれる諸君もいる。今回は遠く,W君のような山梨からの参加もあった。東京駅の真上のいつもの懇親会場からなら,山梨でも比較的スムーズに帰れるようだ。
ゼミで活発に活動していた諸君が,しばしば東京勤務になることが多い。まして,金融関係,証券関係に勉めて,本社勤務と言うことになると,東京駅周辺が勤務地となることが多いようだ。両T君のように新光証券の本社となると,まさに東京駅前が本社である。東京証券取引所のある茅場町も,東京駅から地下鉄で2駅くらいで,歩ける距離でもある。
で,1次会終了後2次会会場を探して近辺を歩いていると,これら諸君の部下の女性と出会ったりする。で,今回は2次会は「合コン」状態となった。若手は「合コン」状態のテーブル,年配組はもう一つのテーブルとなった。1次会で分かれたK君,別の友人とこれから会うということだったが,その2次会会場で出会ってしまった。後で聞いたら,そのK君の友人はまた,今度大学が行う東証,ブルームバーグ見学会でセミナー講師をお願いする社長の会社の社員であることがわかった。こんな具合で,世間は狭い。
京都や滋賀で飲んでいて,こんな具合に人と出会うことは少ない。東京の「金融村」ではそういうことがあるようだ。ヒルズ族という言葉があるが,今回の場合,あえて言えば,兜町・茅場町・日本橋という界隈の「金融村」での出来事というべきだ。こういうところで日頃,フェース・ツー・フェースでの情報交換があるから,そこでビジネスをする意味がある。日本の中枢の情報に近いから,その情報も「濃い」。
立命館大学という「ローカル」な大学でこれだから,東京大学などということになると,もっと「濃い」情報が集まるはずである。ビジネスは結局ネットワークに大きな意味がある。個々の人間が努力してネットワークを構築しておくことの意味は大きい。いろんなつながりからネットワークを作っておけば,役に立つことが多いはずである。
大学の同窓などというのは,そう言う意味ではネットワークとして,かなり「濃い」。こういうネットワークの強みを,企業社会では感ずるはずだ。また,そう言うネットワークをもっていれば,得をするはずだ。そう言うネットワーク活用のうまい人間が結局成功するのではなかろうか。
閑話休題
今朝,大分県中部で震度5弱の地震があったという。そう言えば,別府にあるAPU(立命館アジア太平洋大学)のK教授と今回の学会で話したが,APUでは新しい建物を建てているという。地震の起こりうるところだから気をつけた方がよい,などと話していたところだったから,今回の地震がどこが震源地なのか,つい調べてみた。別府ではなかったが,気になるところだ。
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