| 2006年05月31日(水) |
アメリカがくしゃみをしたら |
かつて「アメリカがくしゃみをしたら日本は風邪をひく」といったものだ。最近の証券市場もその通りだ。日本の景気がよくなってきて株価が上昇の気配を見せていても,アメリカの景気悪化が懸念され,ニューヨーク株式取引所で相場が下落すれば,たちどころに,日本の市場も下落する。ここのところの日本の株価はそんな状態に見える。
日本という国は,どうしようもなくアメリカに左右される。政治的にもそうだ。かつて,自民党の大物政治家後藤田正晴氏が「日本は半独立国だ。アメリカの従属国のようなものだ」と言っていたのを思い出す。やはり戦後の日本はどうしようもなくアメリカの影響を受けざるを得ない。そのことを意識しておく必要はあると思う。アメリカとけんかをする必要はないが,といって何もかも言いなりになるのもいかがなものかとも思う。
日本の将来は,アメリカという大国と興隆する中国という大国との間でいかにバランスをとりながら生き残っていくかにかかっていると思う。そのどちらをもカードに使って,両国との間で駆け引きができるかどうかだと思う。NYSEの下落を受けての東証の株価下落をみていてそんなことを思った。
|