「格差社会」が問題となっている。格差が拡大しているのかどうか。首相は格差はあるのがよいという。悪平等がいけないのは誰が考えてもそうだが、格差が拡大していくことは決して健全だとは言えないと思う。一国の首相による格差是認発言はよろしくない。格差拡大は望ましくないが、現実の格差はやむを得ない。この程度の発言がちょうどよいところだと思う。
能力の差があるからといって、差別するのは望ましくないが、努力の差に対しては格差を付けるのは必要ですらある。じつは、努力の差が生じる背景にモチベーションの差がある。出来るだけモチベーションが高まるようにしなければならない。そうしないと、国富増大・国力増強につながらないからだ。
そこで、格差容認・放置論に戻ろう。格差の大きな原因にモチベーション・ダウンがある。いわゆる底辺層のモチベーションの低下が近年著しいように思う。よく、若者のやる気が失せているということが問題になっている。これなどもモチベーションが下がっているからだと思われる。これがまた、格差につながっているのが現状ではなかろうか。
そう考えるから、格差容認・放置論は国富・国力低下につながるので望ましくないと言いたい。ニートが問題になるのも、底流にモチベーション・ダウンがあるからだと思う。そして、これが国富・国力低下につながる。これを案ずるわけだ。
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