どうも最近、見聞きする中に、人の不誠実を感じさせるものがあって、堪えきれない。どうしてそうなるのか。つまるところ、それを実行している人は、私益追求なのであろう。それも、強い圧力の下で、ある種の自己防衛のつもりで行っているのであろう。しかし、そこには犠牲者が出る。それより力の弱い者が犠牲者になる。
組織でいえば、中間管理職的立場にある人間がトップの無謀な行動を諫めるのではなく(権力の前には諫めるのは容易ではない)、自己防衛に走るわけだ。そうすると、その下位に立つ者が犠牲者になる。しかし、下位者からすれば、全く理不尽な圧力を受けることになる。中間管理職がトップの無茶に、従わざるを得ないとしても、間に立ってクッションの役目を果たすべきだと思うが、この中間管理職が自己防衛だけでなく、自己利益を追求すると、下位の者は2倍、3倍の理不尽に遭遇することになる。
すべてトップの責任と言ってしまえないところがある。トップの責任は重大だけれども、中間管理職が自己防衛からさらに自己利益を追求するとなると、共犯者、あるいはそれ以上に悪質だと言うことになる。そういう組織があちこちにありそうである。悲しい話だ。
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