| 2006年01月18日(水) |
ライブドアのビジネス・モデル |
さらに、ライブドアについて書いておこうと思う。去年の騒動の際、私はライブドアに個人投資家が踊らされているという感触を持った。そのことは講義や学習会で学生諸君にも話した。個人投資家がネットで売買するというのが常態化したことが、ライブドアのこれまでの動きを支えてきていたと思う。今回上場廃止も視野に入ったと言うことで、当然のことながら狼狽売りを誘い、ライブドアのビジネス・モデルはもはや成り立たなくなった。「一巻の終わり」の感ありだ。宮内取締役の辞任で乗り切れるのか疑問だ。
個人投資家の支持を背景に高株価を演出し、株式交換でM&Aを繰り返すというビジネス・モデルだから、今回の捜査は大打撃のはずだ。誰かが辞めてすむ問題ではなく、ビジネス・モデルが破綻したと思う。だから、「一巻の終わり」という感じがするわけだ。宮内氏はそのあたりを理解して、沈む船から逃げ出そうとしているのだと思う。場合によっては舞台を変えて、別の会社で類似のビジネス・モデルを構築しようとしているのではないかと思う。まだ柳の下にはドジョウがもう1匹や2匹いそうだから。
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