耐震強度偽装問題は、いよいよ証人喚問に向かうようだ。で、ヒューザーが成長した背景に銀行融資があったという記事を発見した。下記がそうであるが、成長企業には銀行も着目するようだ。後一歩で株式上場だったのではなかろうか。小島社長の自信の裏には、このようなバックがあったのだろう。昨日書いたように、もはやいかに倒産するかの段階に入っていると思うが、銀行などに擬装が見抜けないのは、当然としても、バブル期にもそうであったように、融資競争は激しい。けれども今回の場合でいえば、この融資が不良債権化していることは間違いない。
融資担当者の、人を見る目、事業を見る目がいかに大事かということである。財務的な審査だけからは、これは判断できない。ヒューザーへの融資を踏みとどまった金融機関もあるのだろうか。それが知りたい。そしてもし踏みとどまっていたとすれば、何を根拠に踏みとどまったのか。それがわかれば大変参考になるのだが。それとも、踏みとどまった金融機関はないのだろうか。 −−−−−−−−−−−−−− 業態超えて貸出競争=銀行が急成長のヒューザーに
耐震強度偽装マンションの建築主である新興デベロッパー「ヒューザー」(東京都千代田区)に対し、貸し出しの低迷に苦しむメガバンク、都内の地方銀行、第2地方銀行の3行がメーンバンクとして融資を競い合っていたことが7日、明らかになった。 帝国データバンクによると、ヒューザーは専有面積100平方メートル超の割安マンションの販売を武器に業容を急拡大させた。2001年3月期の売上高が84億円、最終利益が400万円だったのに対し、05年同期にはそれぞれ121億円、10億1900万円にまで成長した。 一方、日銀の量的金融緩和政策でカネ余りが続く中、銀行は業態を超えて融資に奔走。帝国データによると、ヒューザーの今年3月末時点での借入額は前年比38.1%増の88億8600万円に上り、このうちメーンの第2地銀が32億円、地銀とメガバンクがそれぞれ12億円程度を1年以上の長期融資で実行している。 (時事通信) - 12月8日7時0分更新
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