今朝のニュース、ワイドショーなどで報じられていた、耐震強度の計算書を偽造していたと言う話、ひどい話です。それで「京王プレッソイン茅場町」は当面営業自粛するという(下記にニュース参照)。強度基準を緩めれば建築コストが安くなるという。「コスト削減のプレッシャーがあった」と話しているという、と報じられている。でもそれは、今回にみられるように、結局は高くつく。あまりにもひどい。我々の身近にそんなことのないことを祈るのみだ。
問題の「京王プレッソイン茅場町」は、今年8月に開業したばかりのようだ。で、シングル一泊7,980円(朝食無料サービス)、となっているから、はやっていたはずだ。最近私も東横インなどをよく利用する。安い。で、朝食(といってもおにぎりとみそ汁だけ)がついている。どうせ出張しても、夜は飲み歩き、ただ寝るだけ、で、翌朝は二日酔い気味となれば、軽くおにぎりなどは最適。で、利用することが多くなっている。
「ホテル1棟(東京都中央区)を含む14棟は既に完成し、耐震性が不足している恐れがある。うち、千葉県船橋市湊町の湊町中央ビルと川崎市のマンションの計2棟は、いずれも建築基準の3割から7割程度の強度しかなく、震度5強の地震で倒壊する可能性が確認された。」(共同通信) という。これらマンションの方は住民に周知徹底されているのだろうか。個人情報保護法の関係で公表できないという。「姉歯建築士は問題の21棟のほかに、過去5年間で計約90棟の構造計算書の作成にかかわっていた」(読売新聞) という。大丈夫だろうか。
なお、今回の件についての国土交通省による調査報告は下記サイトにある。結構詳しく書いてある。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/07/071117_.html
−−−−−−−−−−−−−−−− 耐震強度偽装、都内のホテルが営業中止 千葉県の建築設計事務所が首都圏のマンション20棟とホテル1棟の耐震強度を偽装していた問題で、京王電鉄は18日、同社が東京・茅場町で経営するホテルが中に含まれているとして、そのホテルの営業を同日から当面の間、中止することを決定した。
建物の強度がどの程度不足しているかは確認されていないが、同社では「お客様の安全を第一に優先して決めた」としている。
営業中止が決まったのは、東京都中央区の「京王プレッソイン茅場町」(地上14階建て、客室265室)。京王電鉄グループが“宿泊特化型ホテル”として2002年から展開を始めたホテルチェーン「京王プレッソイン」の6号店で、今年8月5日にオープンしたばかり。同チーェンは、立地の良さと低コストが売り物で、茅場町店も平日はほぼ満室の盛況ぶりだったという。
京王電鉄が偽造を知ったのは17日で、同日夕以降、対応を協議した。その中で問題の建築設計事務所が「京王プレッソイン茅場町」の設計にかかわったことは確認したものの、どれほどの強度不足かは不明だという。
だが、「宿泊客の安全が第一」との考えから、営業中止に踏み切ることとし、18日午前から、ホテル内にポスターを張って利用客に「営業中止」を知らせたり、予約客に電話連絡をとって他のホテルへの振り替えを行ったりするなど対応に追われた。
16日の夜から19日まで宿泊予定だった大阪市の会社員女性(29)は「起きたらドアの下にホテルからの紙が挟まれていて、事実関係を初めて知った。何もなかったからよかったが、もし大地震が起きていたら誰が責任をとるのか」と、憤った様子だった。
耐震強度の偽装問題は17日、国土交通省が発表して表面化した。千葉県市川市の「姉歯建築設計事務所」が2003年2月〜05年10月の間、建物の設計にかかわる「構造計算書」を偽造。ホテル「京王プレッソイン」のほか、東京、千葉、神奈川の1都2県内のマンション20棟に、建築基準法の耐震基準を満たしていない可能性が出ている。 (読売新聞) - 11月18日12時31分更新
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