singersong professor KMの日記

2005年11月17日(木) 人材

 立命館大学でもビジネス・スクール、アカウンティング・スクールを来春開設することになっている。私はその要員となっている。で、入試だ何だでかり出されそうである。ところが先約がいっぱい入っている。スケジュール調整が難しい。サバティカルが吹っ飛びそうな勢いだ。こんな下支えがあるからこそ、この大学はまさに「ロー・コスト・オペレーション」なのである。大学の「高収益」の秘密はこのあたりにありそうだ。問題はこれが、大学としての「本来的な長期的ハイ・パフォーマンス」につながるかどうかだと思う。

 最近つくづく考えるのであるが、結局組織を支えているのは人材である。だから、良い人材がいるかどうか。またその人材をストレッチさせているかどうか。これにかかっていると思う。それを組織的に行えるかどうかで、その組織のパフォーマンスは決まってくる。いくらトップが走ってもそれを支える組織、人材がいなければ話にならない。日産自動車でカルロス・ゴーンがもてはやされているけれど、日産自動車にはそれだけの人材がいっぱいいたと言うことだと思う。これをストレッチさせたから回復軌道に乗ったのだと思う。これが「へなちょこ」企業であったら、いくら良いトップが入ってきたからと言って、そうはならなかっただろう。

 明らかに中小企業は人材不足だ。人はいる。でも人材ではない。中小企業はそれだけトップが大変なわけだ。人をうまく使いこなして、徐々にそれを人材に育て上げ、組織を固めていく。中小企業が成長するには時間がかかるのである。まさに「企業は人なり」である。


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