村上ファンド。阪神電鉄株式を買って,阪神球団の上場を提言していると思ったら,今度はTBS株式を買って,逆に横浜ベイスターズを手放すよう提案しているらしい。経済合理性に叶ってはいる。ただし,これがファン心理を逆なでしていることは間違いない。果たしてどう考えるべきか,今度の証券研究会OB会で話して欲しいと依頼された。面白い話題なので,少し考えてみようと思う。
閑話休題。
京都市の地下鉄が値上げになると言う。初乗り運賃を200円から210円に値上げするという。これで政令指定都市で初めて200円を上回ることになるという。その他も20円値上げするという。土木のツケを住民に回すのが,この国の役人の常套手段のようだ。
1990年頃国力の低下していたアメリカで目にしたことは,橋梁などの都市インフラが補修されずに放置されている様だった。これだけ土木事業をすると,国力低下とともに,やがて,その維持が出来なくなるだろうと思う。瀬戸内海にかかっている3本の橋も,100年後にはいずれそのうちの1本を残して,放置されることになるだろうと思う。コスト・パフォーマンスから考えて維持補修して供用し続ける経済合理性がないからだ。1本あれば十分だからだ。あちこちでそういう問題が出てくると思う。果たして私のこの予測は当たるだろうか。その頃には私はもう生きていないだろうから,自分自身で検証する術はない。残念ながら。
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