私が生協で食べる夕食(軽食)は「たぬきそば」と決まっている。これは冬場だけで,ある時とない時がある。生協のアルバイトの諸君の中には覚えていて,「やっぱり」という顔をする者がいる。で,「たぬきそば」がないときは「きつねそば」となる。
なぜ「たぬきそば」かというと,これには「刻みあげ」が入っているからだ。「きつねそば」を頼むと,あの四角い甘い揚げが入っていて,本当は,きつねも「刻み揚げ」にして貰いたいのだが,やむを得ずそれを食べる。京都は元来「刻み」なのである。同じ関西でも大阪と違う。大阪はあの四角いのである。これが「松葉家」発祥だと書いている下記URLを発見した。なお,ここで出てくる龍安寺の「笑福亭」は,確かに見た目には「ただの古い店」だ。入ったこともある。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「きつね、たぬきはうどん、そばの定番だ。関東関西、京都大阪、それぞれに微妙な違いがある。京都できつねうどんを頼むと、あの大阪の松葉家発祥のきつねうどんでなく、あげを刻んだものがでてくる。もちろんこれを「きざみ」という店もあるが伝統的には「きつね」できざみあげである。足利将軍家の菩提寺、等持院に近い竜安寺道にあるのが笑福亭。ただの古い店だが井上靖のひいきの店だったそうである。京風きつねの店で意外にも(失礼)麺がしっかりしている。ちなみにたぬきを頼むとこうなる(あんかけである)。」(http://www.ne.jp/asahi/mensei/udon/kyoto2.html)
なお,こちらも参照されたい。 http://www.tokyo-kurenaidan.com/mizukami-kyoto13.htm 「お店は「食堂笑福亭」といいます。御夫婦でやられているそうで”跡を継ぐひとかいないので私たちで終わりになる”と言われていました。お店には井上靖氏が残されたものがたくさん置いてありました。食べてみたい方はぜひとも早くいかれるといいとおもいます。京都のきつねうどんは”あげがきざみ”になります。大阪のきつねうどんは大きなあげが一枚入っているのか普通ですが、京都はきざみのようです。」
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