最近,何でも引き受けて,忙しくなることが多いのだが,今,追われているのは組合から頼まれた大学の財政分析だ。余人をもって代え難い,と勝手に自負して引き受けてしまった,ともいえるし,自分の興味関心もあるから引き受けたとも言える。
最近は各大学のHPで財政公開をしているところも多く,データも容易に入手できる。自分の大学のものはかなり手許にあるが,他大学のものはこうして集めるのが早い。もちろん,必ずしも詳細に公開していないところもある。しかも,そのデータはインターネットで調べる場合,その大学のHPから,かなり奥まったところにあるという印象を持つ。
その点,最近は各大学のHP上に検索エンジンをつんているので,探し出すことが容易になっている。大学に限らず,企業のHPでも検索エンジンがないと,とても探し出せないほど,最近はHPが盛りだくさんで複雑になっている。
ところで,大学の財政であるが,最近はどこの大学も,といっても,大手の大学であるが,財政にゆとりが出てきているようだ。そのゆとりが,ロー・スクール構想だとか,アカウンティング・スクール構想,ビジネス・スクール構想,新学部構想,をもたらしているといって間違いない。
他方で,少子化の影響で,ボーダーラインの大学では学生が集まらないと言う事態が生じている。ゼミの卒業生のH君が某私立女子大の事務局に勤めているので,彼の話からもわかる。学費で人件費すらまかなえないと言う。ところが,学校はこれまで護送船団方式で気楽なビジネスであったので,当局や教職員に危機意識がない。早晩,これら私立学校は消え去ることになるのだろう。そして,ぎりぎりになって大騒ぎになるのだろう。
大手が,なお拡大路線をとっているのだから,下位校はますます大変になるのだろう。私立学校の再編は徐々に進行しているが,さらに激変が起こるのも間近だろう。
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