singersong professor KMの日記

2003年05月16日(金) 淀屋橋での社会人大学院

 大阪・淀屋橋での社会人大学院,私の科目の受講生16人,昨日の出席者数は13名でした。とにかく皆さん熱心なので,これにつられて,こちらもサービスに熱が入る。

 教育とはそういう相乗効果が大きい。受講生が熱心だと,教える方も熱が入る。普段の一般学生への講義に熱が入っていないというわけではないが,受講生の熱意は,講義にどうしても反映される。とくに今年は初年度と言うこともある。

 最近の日本の大学教育のレベル低下の問題が指摘されているが,これは熱意と無関係ではないだろう。どちらもどちらという面もなきにしもあらずだが,進学率上昇とモラールとは通常逆比例する。ある面仕方がないが,かつてのエリート教育時代と同じ内容では学生の熱意があがるはずもない。

 社会人大学院のことであるが,学部の学生やストレートに進学してくる院生への講義との大きな違いは,皆さん全て,会社のことを知っているということだ。会社の実態に触れている人だから,その部分から教育する必要がない。だから,進度は速い。それと,皆さん心得ておられるから,自分に役に立つ要所だけはおさえておられる。つまり,これは使える,というところには熱を入れて聞かれているようだ。メリハリが利いているということだろう。

 結構それは大事なことだ。自分で講義を再構成して,自分に必要なところは何処で,あとは一応聞いておくだけで良いところは何処だ,などと交通整理をして聞いておられるのではないか。

 とにかく教え甲斐があるのだが,準備に時間がかかる。


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