singersong professor KMの日記

2003年03月13日(木) ソフマップ

 京都駅前にあるプラッツ近鉄内にあるソフマップで買い物をしようというので,行ったのですが,近鉄が定休日でした。

 近頃はデパートも年中無休のような感覚があったので,そんなことすっかり忘れていました。そういうと近鉄の木曜日定休というのは以前からそうでした。最も近頃は毎週木曜日に休んでいるのではないと思いますが。

 わざわざ京都駅で途中下車して,勇んで買い物に行ったのに,定休日でがっかりしました。いずれにしても,定期券も買わなければならなかったので,途中下車は仕方なかったのですが。

 閑話休題。

 テレビを見ていると,イラク戦争への足並みが米英で乱れてきたとか,北朝鮮拉致被害者家族が川口外相にあったら,アメリカですら拉致はテロだと言ってくれたのに,テロの定義がないから,テロと断定できないとか,経済制裁をする気がないなどと言ったなど,日本政府のふがいなさに怒り心頭の様子が映し出されていました。

 拉致問題についての日本政府のふがいなさははじめからわかっていたこと。拉致被害者を北朝鮮へ返さなかったことについて,日本政府の腹が座っていなかったことはこれで明らかになった。もしこれまでの日本政府の対応の一貫性を保ちたかったのなら,拉致被害者を北朝鮮へ帰したらよかったのである。そうでないとしたら,対北朝鮮への強硬な態度を貫くべきなのである。拉致は単なる人権問題ではなく,主権侵害なのであるから,厳しい態度をとるのが筋。それができないのなら,はじめからそんな格好をつける必要などなかったのである。

 とはいえ,日本国民が本気で北朝鮮と対峙する気があるのかどうか。ここがあやしい。一戦を構えるほどの気概が日本国民にあるのか。そこにつきる。あおりたくはないけれど,最後のところで構えを持ちうるかどうか,そこなのである。そこを素通りして人情で語ってはいけないと思う。その点がマスコミに欠けているように思う。


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