Tonight 今夜の気分
去るものは追わず、来るものは少し選んで …

2006年07月18日(火) 引越しは面倒くさい



「 私は、自分のやっていることが大好きです。

  自分のやっていることに、とても誇りを持っている。

  そして物事を半分だけとか、4分の3、10分の9で終わらせることは

  できない。

  一度やると決めたら、最後までやり通すのが私です 」

                        トム・クルーズ ( アメリカの俳優 )

I love what I do. I take a great pride in what I do.
And I can't do something halfway, three-quarters, nine-tenths.
If I'm going to do something, I go all the way.

                                 TOM CRUISE



映画監督の役割というのは、「 調味料 」 みたいなものかもしれない。

同じような作品でも、監督によって味付けが変わってくる。


映画 『 MI−3 』 は、J・J・エイブラムスというTV出身の監督を起用したことで、過去のシリーズ二作品とは、微妙に趣の異なる仕上がりになっている。

とはいえ、少しマンネリぎみになってきたことも否めず、次回作を予定しているかどうか不明だが、そろそろ飽きられてくるかもしれない。

高層ビルの壁をよじ登るシーンなどは、本シリーズでは初めてでも、一連のトム・クルーズ作品で観たような気がするし、どうも新鮮味に欠けている。

同じ魚を刺身で食べ、翌日は塩焼き、その翌日は煮付けにしても、徐々に飽きてくるのと同じで、味付けの変化だけでは限界がある。

十分に上映時間内は楽しめるが、さほど印象に残る作品ではなかった。


最近、特に意図しているわけではないが、なぜか立て続けに主婦の友人と映画を観る機会が多く、 「 人妻と映画を観る会 」 みたいになっている。

もちろん、旦那とも友人だったり、長い仕事仲間だったり、けして 「 劇場 」 には足を運んでも、「 激情 」 に走る関係ではない。

この1ヶ月前後で、『 ダヴィンチ・コード 』、『 カーズ 』、『 MI3 』、『 ゴール 』 と4本の映画を観たが、うち3本は、それぞれ別の主婦と観ている。

年老いて、若い女性が相手にしてくれなくなったせいか、近頃、古い友人と会う機会が多かったせいか、なぜか、そうなっているのだ。

年と共に色気が失せ、「 安全 」 な印象を醸し出しているのかもしれない。


人妻と映画を観ていないときは何をしているのかというと、大抵は、仕事をしているか、暑気払いに酒を飲んだりしている。

少し前までは、若年層相手のカウンセリングの仕事が多かったのだけれど、今は一時中断して、昔馴染みの企業のコンサルに注力している。

軽い気持ちで引き受けたのだが、これが結構に忙しくて、サラリーマン時代と変わらないほど時間に拘束され、出張の機会も多い。

ちょっと 「 格安 」 で請負ってしまったことに後悔しつつも、中途半端な仕事もできないので、もうしばらく頑張らないといけない。

この先、ロスと上海に行く機会が多くなるようだが、東京にも隔週で行くことが義務付けられている。


逆に、大阪でやれる仕事が少ないので、出張がないと暇である。

クライアントからは、東京に移転することを勧められており、特に断る理由もなく、そのほうが仕事の効率も良さそうな気配だ。

大阪に次いで東京近郊には友人も多いので、オフに退屈もしないだろうし不都合はないのだが、なかなか 「 引越し 」 が面倒くさい。

荷物はさほどでもないが、二台の車を預ける駐車場の確保とか、移動させる手間とか、そういうのが面倒くさいのである。

特に一台は、「 盗難されやすい車 」 というレッテルを貼られている車種なので、屋根付きじゃないと保険に入れなかったりして面倒なのだ。


都内で ( 格安で ) 二台を泊められる住居を探すのも大変だし、そう思うと、普段は気にもしていないが、住み慣れた家は良いものである。

結局、引越しはせずに、頻度が多くなっても、しばらく東京は出張ベースで勘弁してもらおうという結論に達した。

学生時代も含め、東京には何度か住んだこともあり、嫌いな土地ではないが、そのたびに様々な 「 別れ 」 も経験している。

いまさら東京に住むのなら、別れなければよかったとか、妙な未練が再燃しても自分らしくないし、そういうのも面倒なのである。

東京に行くと、「 人妻と映画を観る会 」 も会長不在で解散になるし ( それは別にいいけど )、しばらくは現状維持とした。


冒頭のトム・クルーズの言葉は、彼らしくバイタリティに溢れ、仕事や生活の全てに関する一途さ、ひたむきさが現れている。

私も、そう生きたいと願っているし、住居をいづれに定めるかということも、それを成し得るための手段として、結構、重要に考えている。

特に何もないところだけれど、静かで、車が二台置けて ( 格安で )、近所にゴミ屋敷も、嬌声を上げる住人もない、現在の住まいが気に入っている。

いつかは出て行くだろうけれど、今は、その時じゃない気がする。

誰か、自分の代わりに、「 面倒くさいこと 」 をやってくれる人が現れないかぎりは、しばらくここに住んでいるのだろう思う。






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