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3篇
2004年05月05日(水)
痛くしたい。 傷作りたい。
舌を裂きたいんじゃなくて。
背中にフックを通して 天井からぶら下がって ゆらゆらゆら 背中の皮が裂けるまで。
それはアート。
胸に蜘蛛の巣を彫り込んでも 獲物などかからない。
白く白く 儚い花は 春を待たず消えた。
ただ一粒の、 種さえ残すことなく。
そして私は 片方の耳を亡くした。
恨み言で身を守れば 得るものは乾いた響きだけ それでも身を守らずにいるには あまりにも傷は深すぎて
触れた指から 静かに侵食は始まって行く。
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