部長motoいっぺい
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2003年11月07日(金) ディスカッション

この3日間、わが社に引き当てられる製品の製造元と、ディスカッションを展開していた。

初日は、当社の要求が過大なものでないことの説明をし、それなりに相手に納得してもらえたので、大きな問題になるとは思っていなかった。

しかし、その翌日。

意外にも当社の要求には応えられないとの先方からの回答があり、それなりに説得力のある説明であったため、その場で反論することは出来ず、一日考える猶予をもらう。
駐在室に戻り、製品の検査員であるHくんと、これまでの議論について整理をし、東京の本社との電話会議を経て方針を決定。

その方針とは、

・「技術的」には、先方の説明で納得できることを表明
・しかし、先方のこれまでのやり方(当方への連絡不足)に不満を持っており、「感情的」には納得できないことを表明
・「現実的」には、こちらの要求を実際に行った場合のリスク(先方が懸念している事項)などを総合的に鑑み、当初要求の約半分程度を要求する

ストーリーとしては結構長い説明になるため、今日の朝に急いでOHP資料を作り(パワーポイントで綺麗に作っている時間がなかった)、朝10時からの先方とのミーティングにてプレゼンテーションを行う。

相手はエンジニアなので、「感情的」に納得できない、という部分をきちんと理解してもらえるかどうかが不安だったのだが、意外にもこちらの主張をきちんと聞き入れてくれて、当社の要求を呑んでくれることになった。


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