部長motoいっぺい
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2003年02月28日(金) 息子の抜歯

ウチの息子は7歳半であるが、これまでに抜けた歯は下の前歯の2本だけである。
その2本も、乳歯の後ろから永久歯が生えてきたため、やむなく歯医者に行って抜歯してもらったものであり、自然に抜けたわけではない。
息子も娘も僕に似て歯が丈夫なようで、今までに虫歯になったこともない。

しかし、さすがに数週間前から上の前歯がグラグラしてきて、横の歯との隙間も広がってきた。
そこで今日、息子と一緒にお風呂に入った時に、「自分で抜いてみな」と言ったところ、彼なりに一生懸命歯を動かして、お風呂を上がる時にはあと一歩!(というか、かろうじて歯茎にぶら下がっている状態)というところまで漕ぎつけた。

しかし息子にとって、自分で歯を抜くと言うのは初めての体験でもあり、最後の一歩が踏み出せない。

そこで、駐在2号。が父親から直伝されたペンチの登場。
息子には以前から、

「お父さんが子供の頃は、おじいちゃんがペンチでお父さんの歯を抜いたものだ」

という話をしていたのだが、自分が息子の歯をペンチで抜くことは、あまり本気で考えていなかった。(何しろ、僕にとっても人の歯をペンチで抜くのは初体験だし・・・)

しかし、あと一歩で抜ける歯をみて放って置くわけにも行かず、ペンチの登場とあいなった。

ペンチで息子の歯を掴み「軽く」引っ張ったところ、あっけなく歯は抜けた。(というか、取れた)
あまりにもあっけなく取れたので、息子も拍子抜けしたようだ。
まあ、これからもペンチのお世話になるかもしれないので、怖い印象を植え付けるよりは良かったのだろう。

僕の中では、「ペンチで歯を抜く=怖い」というイメージだったのだが、意外とこんなものだったのかな?と思った出来事であった。



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