部長motoいっぺい
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2002年12月15日(日) 遠い日の記憶

土曜日は早朝休日出勤であった。
金曜日に行うはずの検査が、先方の都合で土曜日にスライドしたためだ。

とりあえず検査を午後5時ぐらいまでに何とか終え、夕方は検査員とお疲れ様ということで、韓国料理屋で一杯やる。

そこに、こちらで2年間の研修をしているTさんも合流。
Tさんは、来年の4月で2年の研修期間を満了し、帰国の予定だ。

駐在員には約束された赴任期間というものはないが、仮に2年の赴任だったとすると、僕の赴任期間も間もなく終わることになる。
そう考えると、2年の研修期間って短いよなァ・・と考えさせられた。

そんなことを思ったときに、ふと自分が子どもの頃のことを思い出した。

僕は大学に入るまでの19年間(一浪含む)、基本的にはずっと北の大地で過ごしたのだが、実は小学校3年生の夏から5年生の夏までの2年間、オヤジの転勤のため、東京で過ごしたことがある。
2年間の赴任期間というのは、当時定まった物らしく、両親は

「東京にいる2年の間にしかできないこと(主に近場への旅行)」

を、毎週のように計画していたような気がする。
(日光・箱根・小田原・城ヶ崎・鴨川・京都・奈良・・・)

わが身を振り返ってみると、3年か4年の赴任期間に、

「なるべくこちらでしか経験できないことをやってみよう」

と考えている僕がいる。


歴史はくり返す。
僕の子どもはどこに赴任して、どんな思いで子供たちに接するのだろうか。


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