部長motoいっぺい
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電話会社との闘いはひとまず置いておくとして・・・ ↑現時点で「その10」くらいまで語れるネタを持っていると思う(笑)
我が家は日本にいたときはいわゆるラブソファーというものを持っていた。 しかしながら、このソファーは新婚当時に嫁の友人からプレゼントされたもので、 子供が家の中にいることを前提としていない ソファーであった。 というのも、色は薄いベージュ(キナリ)であり、かつソファーには洗えるカバーがついていない。
洗えない薄いベージュ色の生地のソファーがどのような運命をたどるかについては、 子供がいるご家庭では容易に想像がつくと思う(笑)
おまけにこのソファーは非常に軽く、子供でも持ち上げて壁に立てかけることができたため、末期には滑り台と化していた・・(涙)
汚れきった、かつ中身の形が崩れたこのソファーは、引越し時に廃棄処分としたため、僕達はアメリカでソファーを買うことにした。
ソファーを買うにあたっては、将来お客さんが来た時にベッドとなるようなものを中心に検討を加えた。
とある日曜日、僕達は数件の家具屋をまわりソファーベッドを物色したが、どれも
アメリカンサイズ
の巨大なものばかりであり、日本に持って帰ることを考えるとなかなか購入に踏み切ることが出来なかった。
さらに数件の家具店をまわり、ついに僕達は僕たち好みのシンプルなソファーベッドを見つけることができた。 しかもクリアランス品であり、今まで見たどのソファーベッドよりも安かった。
腰掛けた感じも若干ひざの方が持ち上がる感じで、深く腰掛けることが出来て快適であったし、ベッドとしても身長174cmの僕が体を曲げずに横になることが出来る優れものであった。
僕達はその場で購入を決め、2日後の火曜日に家に搬入してもらうことにした。
ところで、アメリカにおけるデリバリーはせいぜい午前または午後の指定しかできないと思ってよい。 ↑フランスでは日にちの指定しかできない!とフランス人の駐在仲間がこぼしておりましたが・・・
この家具屋も例に漏れず、10時から2時の間に行くとアバウトなことを言っていたので、嫁には火曜日のその時間に家にいてソファーを受け取るように頼んだ。嫁は若干不安げであったが、まあ頼んだものを家に入れてもらうだけだったので、何とかなるだろうと夫婦とも思っていた。
火曜日の夕方、僕は嫁に電話をした。
「ソファー届いた?」
「いや、まだ届かないのよ・・」
というわけで、僕は家具店に電話をかけた。すると、
「届けに行ったんだけど、いなかったので・・」
嫁に再度確認すると、昼食を買いに行く間のわずかな時間だけ家を留守にしたらしい。 僕は再度家具店に電話し、翌日は嫁がいるのでソファーを届けて欲しい旨お願いをした。
次の日
僕は昼過ぎに嫁に電話をした。すると嫁いわく家具屋から電話があったので、
「アイ・キャント・アンダスタンド・イングリッシュ・バット・アイム・ホーム」
と言ったところ、
「Ha-Ha-Ha」 と笑われ、電話が切れたと言う。そしてソファー自体もまだ届いていないとのことだった。 嫁いわく
「失礼しちゃうわ」(怒)
と怒っていたので、彼女の怒りを鎮めるためにも、僕は早々に帰宅した。
するとなんと、
ソファーが無事届いていた(祝) ↑要は人がいるかどうかの確認電話だったようだ
【追記】
家に搬入されたソファーベッドは、やはり アメリカンサイズ であった。
どうやらこの時点で既に僕達の目のアメリカナイズが始まっていたらしい・・・(汗)
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