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2004年03月13日(土)
ニコンD70最高! そして...

今日は、ニコンD70体験教室の日でした。
ニコンユーザーから、大変注目されているD70というデジカメを
実際に触って試写出来る良い機会でした。
参加費2千円。
でお土産に1500円の雑誌を頂けるので、実質500円の講習料です。

まず、ニコンD70の出来についてですが、

はっきり言って『買い!』です。
僕は、ニコンさんの回し者ではありませんけど、このカメラは、
価格以上の出来です。


*****ここまでが、今回の日記です。*******************************

以降は、かなりマニアックなことを書いています。
ある程度、カメラを使われている方にとって、ご参考になれば嬉しい
なぁ〜ぐらいの気持ちで書いていますので、専門的な用語も解説なし
で使ってしまっているかもしれませんので、ご興味ある方は、続きも
お読み下さい。

でも、かなり長文ですし、個人的な偏見も入っていると思いますので、
その点は、ご容赦下さい。






現在使っているニコンD1Xというデジカメは、もう3年ぐらい前の
ものですが、カメラとしての出来も、撮れる画像も、不満はありません。

唯一の欠点が、電池のもちと、その管理(どういう使い方をすると
電池の寿命を長く出来るか)の難しさです。

また、お人形ならともかく、人物撮影の場合は、一瞬の表情の違いが
大切になってきますし、ある程度、タイミングよくシャッターを切る
ことによって、モデルさんのモチベーションを高めていくということから
連写性能(秒間何コマ)というよりも、バッファがフル(メモリーが
一杯になって撮りたくてもカードでにデータ書き込みが終わっるまで
待たされること)になってから撮影再開出来るまでの時間が肝心になって
きます。

例えば、10コマの撮影が連続で出来るとして、普通、そんなに何枚も
連続して撮らないでしょ?と思われるかもしれませんが、ポートレート
撮影では、結構、普通です。
10コマ撮り終わってしまうと、1分とか待たされてしまうのでは、
撮影リズムがくるってしまいます。
女の子だって心の中で今の表情を撮って欲しいと思っているのに、
「今、記録中だから1分待っててね」なんて言われたら嫌になってしまい
ます。

ですので、撮影のときに、バッファの残りコマ数を気にしている自分が
いたりして、それがストレスになっています。


ところが、D70は、バッファが無限にあるのでは?と思えるぐらい
ストレス無く、撮影出来ました。
とくにJPEGみたいに軽いファイルならともかく、RAWといって
大きなデータを書き込んだときも、快適に使えたのはびっくりです。

これで実売価格12万ですので、はっきりいってお金があるのであれば
即買です。(^_^;)

僕は、持ち合わせがないので、ボーナスまで待ちますけど。(^_^;)
ちょうど、その頃まで待てば、初期不良とかソフトのバージョンアップ
もされているでしょうし、ボーナスキャンペーンみたいなものがあるかも
しれないと期待しています。


D70は本当に良いカメラだと思いますが、個人的に気になった点を
敢えて書かせて頂くと...。

●ボディーの細かい部分がチープ。
何でもかんでも金属が良いとは言いませんが、細かいダイアルの出来を
もう少しだけしっかりしたものにして欲しいです。
この価格で実現した企業努力って凄いことは十分理解しているのですが、
買う側からみた場合、10万を超えるカメラのボディーと思えない部分
があります。

●縦位置グリップが取り付けられない
人物やお人形の写真って、縦長で撮ることが多いです。
(それは、横の構図の方が、背景処理が難しくなること、人は縦に長いので
縦の画面におさめることがノーマルな構図であることによると思います。)
縦位置で撮影する場合は、カメラも縦位置に構える必要があるのですが、
そうするとシャッターボタンが押しづらい位置にきます。
縦位置グリップには、縦位置専用のシャッターボタンもあるので、安定
して構えることが出来ます。
まぁ、そんなのいらない!と言われればそれまでなのですが、撮影するに
あたって、撮影以外の余計なストレスは、なるべく少ないに越したことは
ありません。


実は、これぐらいの不満しかありませんでした。
何偉そうに言っているんだ、たった数時間触っただけで!
とお叱りを受けそうですが、数時間触ってみれば、撮れる画質の確認は
別にして、カメラ本体の出来を知ることはどなたにも十分出来ると思い
ます。要は、自分自身の要求を満たしてくれるものかどうかだけがポイ
ントです。要求レベルって人それぞれ違うので、僕の挙げる不満点が
必ずしも、正解ということはないです。
でも、カメラをやってきた人(特にフィルム)が不満に感じそうなことは
そう、変わりはないと思います。


逆にD70が素晴らしいと思う点

●バッファが無限?
と思うぐらいサクサク撮れます。
この撮影感覚は、今までのデジカメでは味わえないですね。
くどいですが、秒間何コマ撮れるかということよりも、バッファが直ぐに
解放されることの方がストレスはありません。
スポーツを撮影される方の場合は、また違ってくると思いますけど、僕は
ポートレートや風景しか撮らないし、秒間3コマ撮れれば、犬が走っている
シーンだって十分撮れるので不満にはなりません。

●メニューが分かりやすい
カメラ本体の扱いは、一度でもニコンの一眼デジカメを使われた方であれば
説明書なしでいけます。
多少、知らないボタンもありましたが、何だコレ?って押しながら確認した
だけで、直ぐに理解出来る感じでした。
また、普段使わない細かい設定についても、液晶画面に細かく説明表示する
ことも可能で、大変親切でした。

●シーン別プログラムモードを搭載
写真の経験が長い方になると、プログラムといって、ただシャッターを押す
だけで撮れるモードは、いらないとおっしゃる方もいます。
特にこのカメラのクラスには不要な機能なんて雑誌の記事にも書かれていた
りするのですが、これって間違い?だと個人的には思います。
露出(シャッターと絞りを、そのときの光の状態に合わせてコントロール
すること)をきちっとするには、それなりの経験と技術が必要ですし、
手間がかかります。
時間をかけて撮影出来る場合は良いですけど、刻々と光の状態が変わるよう
な状況では、サクッと撮れる方が便利です。
また、プログラムモードは、カメラメーカーが収集したシーン別の撮影情報
に基づいて出来ていますので、結構、信頼出来るものなんです。
プログラムを使いたくなければ、マニュアルで撮ればよいだけですので、
搭載されていても無駄になるものだとは思えません。

●RAWデータでもプログラムの内容が反映?
RAWというデータ形式があります。
普通、デジカメの場合は、撮影したデータを絵として見えるものまで加工
します。例えばJPEGというファイルとなって、色々なソフトで後から
加工することも可能となるのですが、一度、完成してしまっている絵です
ので、いじればいじるほど、画質は劣化します。
一方、RAWという形式のファイルは、撮影したデータのまま、ファイル
に記録された状態のことを言います。
撮影されたデータのままですので、人が絵として確認できるように、
現像する必要があります。この現像は、専用のソフトを使ってパソコンで
実施します。後からいじれる分、細かい操作が可能で、デジカメで大切な
ホワイトバランス(光源が何かであるか)の設定や、シャープネス、彩度
等の普通なら、撮る前に決めておかないといけない内容が、撮ったあとから
調整可能になるメリットがあります。
また現像するソフトが進化すれば、出来上がってくる絵も向上する可能性
がありますので、特に失敗の許されない撮影や、より高画質を目指される
のであれば、使いたいファイル形式です。

で、後からいじれるから便利なRAWファイルなのですが、逆に言うと
自由度が高いということは、それだけ多くのことを後からやらないと
いけない(しなくてもいいのですけど)ことになります。
ところが、D70の場合、プログラムで撮影した情報もRAWファイルに
反映されるとのことですので、後から変更も出来るのだけど、最初から
求める絵に近い状態にしておくことが可能になります。

これは、今までのニコンの一眼デジカメには、出来なかったことです。
イメージプログラムを搭載したメリットは、こんな部分にも活きています。

●画質

これについては、十分確認できるまでの試写が出来ておりませんが、
画質を決めるハードやソフトのノウハウは、後発機の方が向上している
と思いますので、心配する必要はないでしょう。

試写した画像をチェックしてみたのですが。気になるハイライトの部分も
いい感じでした。(昔のD1は、ここが駄目でした。)


●電池のもちが驚異的。しかも管理が簡単。

一度の充電で撮影出来るコマ数は、2000カットだそうです。
ニコンさんの公式なスペックというのは、かなり厳密ですので、それ以上
撮れると思います。恐らく2500カットはいけると思います。

僕の3年前のデジカメは、一回の充電で200カットぐらいしか撮れま
せん。ですから、必ず、予備の電池を最低2本は持っていくのですが、
予備になっていないことがあるので、大変です。

D70の電池なら、予備は不要ですね。
保険の意味で1つ持って行くぐらいの感覚だと思います。

充電も、使いきってからとかでなくて継ぎ足し充電可能ですから、
管理がしやすいです。



他にも一杯、いいなぁ〜と思った部分があります。

はっきり言って、マイナス部分よりもプラス部分の方が圧倒的に多いカメラ
って、久しぶりでした。