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| 2003年10月20日(月) ■ |
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| 仮面ライダー555 |
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最初の頃の主人公は、どうしてこんななんだろう? 無気力、無関心で何の目的もなく、ただ成り行きだけで ライダーとなったといった感じでした。
ところが、最近、主人公の過去が少しずつ分かってきて、 以前の行動の意味も、そういう風にしか生きられなかった 不器用さとか、何もかもが1つに繋がってきて、とても 重いテーマを抱えた作品だと思うようになりました。
平成のライダーの中で一番好きなのは、クウガでした。 今も、大好きなのですが、ファイズは、その上をいきそうです。
アギトはお話としてはライダーの群像劇として楽しめたし、 龍騎も、今までの概念を破った作品としては面白かったです。
でも、仮面ライダーというからには、主人公が苦悩しないと そう、とてつもないパワーを得た見返りに? 何かを失って でも、自分のような人間を増やさない為にも頑張るみたいな... 石ノ森先生のティストが込められていないといけないと思うのです。
そういう意味で、ファイズは、素晴らしい作品です。
オルフェノク(怪人)と分かってしまった主人公の正体、 それでも主人公のことを信じている仲間たち。
差別問題、いじめ、虚構と本質、友情、愛情、色々なテーマが、この 特撮番組の中で描かれています。
子供番組だからと馬鹿にしないで、是非、お子さん達と観ることを お勧め致します。 小さなお子様には、ストーリーの細かな部分は分からなくても、 何か伝わる筈ですし、親御さんがフォローしてあげるのも良いかも しれません。
世界で本当に戦争が起きているさなかに進められた仮面ライダー555。 番組放送直後のいじめの描写は、悲惨過ぎて、ここまで描かなくとも 良いのでは? と思ったこともありました。 しかし、敢えてフタをせずに見せることによって、いけないこと、良い ことの判断、また、悪いとされるオルフェノク(怪人)側にも、色々な 思考、立場の者がいて、世の中は、単純な悪と善では割り切れないこと。 一方かみて正義と掲げていることが、他方からは悪魔のささやきとなる こと。
少し大袈裟に思えるかもしれませんが、今の特撮番組は、それだけ 奥が深いのかもしれません。
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