+ BLUE Diary +
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| 2005年08月03日(水) |
☆今日はホントに暑い |
暑い、あつーい!!! ていうか、あれ明らかにシゲ、めっちゃいい役やんな!(今日も始まりました金八トーク!) 棒読みだけど! むしろ棒読みにしてくれないと困っちゃうくらいイイコの役ですね! 先輩にあんな人がいたらうっかり惚れそうな感じの(笑)。 「にゃーんハセケン先輩カコイイよーぅ」って、ぜったいうっかりなりそうよ… そうか、彼にはあんな輝かしい過去があったんだね! NEWSの加藤シゲ君しか知らなかった私にはちょっと衝撃の事実です。 だってあの子この前HEY!×3出たとき、「バレーのときしか忙しくないんですよねー」って、全国放送で仕事ない宣言(?)してたからさ…。 そして今のところほとんど目立ってないまっすー。 うーん、おもしろい。 金八先生の歴史はジャニーズの歴史かー?(そんなことありません)
えとー、というわけでSSでーす。 読みたい方はスクロールプリーズ!
引出しを開ければ、出せないままの手紙 もう何通も書いて 結局出せなくて そのまま引き出しに仕舞って もう上から押さえなくちゃ引出しをしめることが出来ないくらいで そんなになってもまた 新しく手紙を書こうとしてる自分に 笑ってしまう
会いたいです あいたいです 君に
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::baby blue
俺はこの、小さくて居心地のいい街で一生暮らすんだって思ってた。 いまでも、そう思ってる。 でも、今でも、いつも、君のことを思い出す。
「いらっしゃいま、あ」 君がこの街を出て、5回目の夏。 「こんにちは」 店の掃除をしているところに入ってきたのは、最近めっきりあの頃の君に似てきた君の妹で。 「…こんにちは。おつかい?」 俺は思わず、持っていたちりとりを落としそうになった。 「もう、悠さんはいつまでたっても私のこと子ども扱いなんだもんなー」 「あれ、高校生が酒屋にに自分のもの買いに来たなら追い返さなくちゃ」 「そういうこと言うと、あっちのスーパーにしょうゆ買いに行くよ?」 「ああすいません!」 でもくすくすと笑う声ははやっぱり君とは違ってて、妹を見ながら君を思い出すなんて、いろんな意味で俺って最低だなと思う。 「あ、そういえば」 「んー?」 「悠さん、お見合いするって本当?」 しょうゆとみりんください、という話の延長で、なんでも無いことみたいに突然言われて、棚に伸ばしかけた手が固まった。 「誰に、聞いたの?」 「誰でもいいでしょ、ねえ、悠さんにはもうお姉ちゃんは過去の人?」 「え、何、言ってるの。俺と麻子はもうなんでもないよ」 「嘘つき」 「嘘じゃないって」 棚からしょうゆとみりんを取ってレジの横に置きながら笑って誤魔化そうとした俺を、君の妹は咎めるように見た。 その強い眼差しはやっぱり君に似ていて、俺は居た堪れなくなって視線を逸らした。 「ねえ、悠さんにはもうお姉ちゃんは過去の人?」 過去の人、なんかじゃない。 「俺がどう思ってようと、麻子には俺は過去の人だろ」 「私は悠さんの気持ちを聞いてるの」 「煩い!」 カウンターに乗り出してくるのに耐え切れなくなって、つい声を荒げてしまった。 俺が声を荒げても、相手は怯まずにずっとこっちを見つづけていて。 その視線が痛くて、再び自分のほうから視線を逸らした。 「ごめん」 「意気地なし」 「木綿子ちゃん、」 「いつも私を見ながらお姉ちゃんのことを思い出してるくせに。なんで諦めた振りするわけ」 真っ直ぐに俺を見て、真っ直ぐに言葉を選ぶ君の妹は、やっぱり君に似てるようで全然似てなくて、俺はなんだか泣きたくなった。
会いたい、 君に、 あいたいよ
「ねえ、お姉ちゃんはもう過去の人?」 「麻子は」 「もう、会いたいとも、思わない?」 「あい、たい」 これは明らかに誘導尋問だ。 そう思うけど、もう言葉を止めることなんて出来なかった。 「あいたいよ」 「お見合いは?」 「しない」 「よし。ちゃんと言えるじゃん」 そう言うと木綿子ちゃんはにこっと笑って、 「釣りはいらねえよ! じゃあね!」 といいながらカウンターにお金を置いて、しょうゆとみりんを両手に持ってぶんぶん振りながら走って出て行ってしまった。 「……あれ」 その背中を見送ってからカウンターの上のお金をレジに仕舞おうとしたら、1000円札の下にポストカードがあった。 猫があくびしている写真。 その姿がなんだか君みたいで、オレはちょっと声を出して笑った。 気まぐれで、気が強くて、不器用で。 駅で別れたときも、何にも言わなかった。 待ってる、とか、またな、とか、行くな、とか何にも言えなかった俺を、何にも言わずにじーっと見てた。 ただ、俺の方を。 真っ直ぐに、俺だけを。 あのときの目が、ずっと、忘れられずにいる。
そう思いながらもう1度ポストカードを見ると、猫の左前足あたりにちいさく、懐かしい文字が4つ並んでいた。 君がいなくなって5回目の夏。 俺は走り出す。
麻子、元気ですか? そっちの生活には慣れましたか? 俺は元気です。 でも、全然慣れないよ。
麻子がいなくて淋しいです。 会いたい、麻子に、会いたいです
走って走って、辿り着いた先はあの日君と別れた駅。 息切れしたまま駅舎に飛び込んで、ベンチに座った人影に息が止まりそうになる。 俺がこんなに息が切れてるっていうのに、その人影はのんきに寝息を立てていて。 なんだか俺は泣きたくなって、でも笑いたくもなって。 どうしようかと呆然としていたら、「うーん」とうめき声が聞こえて、窓から差し込む光に縁取られた人影が、ぴくりと動いた。 そして、閉じていた目が開いて、その目がこっちを見て、口が、あ、の形になるのを目の端で捉えながら、その身体を、ぎゅっと、抱き締めた。 「あいたかった」 腕の中にある懐かしい身体は小さく震えていて、俺の目の前も霞んでて、なんだかそれが滑稽で愛しくて、俺は彼女を抱く腕に力をこめた。 彼女は痛い痛いって笑いながら鼻をぐすっと鳴らして、それから小さい声でこう言った。 「タダイマ」
にゃーん。 予定通りSSですよーん。 予想外に長くなってびっくり。 シリアス甘になってましたか(びくびく)? このおはなしはー、TOKIOの隠れた名曲、「Baby blue」のイメージから書きました。 男の子が女々しい、ていうの、私はけっこう好きなんですな。 ベイビーブルーは単純な、どっちかっていったらうすっぺらい感じのする曲なんですけど、それがいいんですよ。
言わないけれど、逢いたい、会いたい、あいたい 重ねた夜も 目覚めのキスも 誰も君を越せない
とか、あー、もうこの曲で何本もSS書きたいくらい好き(笑)。 私はわりとお話は音楽からびびびとくることが多いのですよ。 ということで、「四月」のテーマ曲募集中です!(爆) 「そのちいさなおと」とかは煮詰まったときずっとテーマ曲をかけて志気を高めてたんですけど、実は「四月」ってテーマ曲が無いんですよね…。 だから煮詰まるとどうしようもない!(ダメダメすぎ) 地味に探してるんですけどねー。 なかなか無いんですよねー。
……とりあえず、今日はこのへんで(唐突)
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