かなしいうわさ
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2005年12月10日(土) 494

夜中のサンテレビはドープ過ぎる。おっさんが外人女性をはべらせてジャズギターを弾いている。すばらしいよ。
京橋はええとこだっせ。今宵の歓楽も明日への活力。はあー、どんとこい。プールもあるよ。






友部正人+マーガレットズロース Live at 梅田Raindogs

友部さんのバックをズロースがつとめるライブ。去年の磔磔でのこの編成のライブも素晴らしかったので期待していたのだが、今回もとても良かった。ズロースと一緒に演っているときの友部さんはすごく楽しそうだ。なんと!跳ねたり叫んだりまでしてしまう。いつものクールな友部さんでは考えられないこと。友部さんは、考え抜いた言葉をひとつひとつ丁寧にあるべき場所に置いていくように唄う。ズロースの演奏は、伝えたい事がありすぎるために走りに走ってしまう。うわずったりとちったりもする。ズロースと一緒にやると、友部さんの丁寧さがちょっと狂って、ズロースみたいにうわずるんだ。その狂い、うわずりがとてもとてもいい。普段の友部さんには無いドライブ感!

レゲエなアレンジの「一本道」、ドライブしまくる「ブルースを発車させよう」、妙な魅力の「地獄のレストラン」は最高なのでぜひ音源に残して欲しい。というか一緒にアルバムを作って欲しいな。昔、たまと一緒にアルバムを作ったり、グルーヴァーズをバックにロックなアルバムを作ったりしていたように。友部さんを知らない若いロックファンにも届くものになると思うし、マーガレット・ズロースという素晴らしいバンドをフックアップするよい機会にもなる。

なんにしろ、本当に楽しくニコニコと観られる良いライブだった。前半の弾き語りパートでの「楡はELM」、「おやすみ12月」の流れも最高だったなぁ。ケンゴーさんが「おやすみ12月」は今年もいろいろあったなーとしみじみと思える良い曲だと言っていて、ああその通りだなと。





帰りがけに、ズロースの新作CDRを本人達から直接購入。うーん、いいね! 彼らの単独ライブもどんどん観ていきたい!
マーガレットズロース /yakisoba
cover

ずっと考えて、ちゃんと考えて、そこに印をつけて、まっすぐ線を引いて
その線の上にいるあいだはぼくはなりたいものになっている
ねえ最後に何になりたいかずっと考えているよ

(あたらしい絵)



Vo.平井君の絵ハガキも全部買ってみた。すごく好きだ。








奥さまとやっているネルコのサイトで12月分見られます
こちら






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