かなしいうわさ
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2005年08月14日(日) 467

フジロック感想文は8/6に。
まだ途中です。





たまたま東京へ帰る時と合ったので、日曜日だけサマソニに行ってきた。サマソニ童貞捨てた。チケットは無し。違法進入。
ではなく、昨年まで無料開放だった「ビーチ・ステージ」あたりなら遠巻きに観てても楽しめるだろ、マー行ってみりゃなんとかなるべ、というテーゲーなノリ。行ってみたところ、ビーチステージもステージ前はチケット購入者のみの規制がかかっているものの、横の土手やビーチからもステージまる見え。 イエーヽ(´ー`)
 






ロケーション最高!ビーチに寝転びながらまったりライブ観られて本当にいい気分。日陰はないけど、海から風が吹いてくると涼しいくらい。こぢんまりしたステージ、小さい音、それもまた味。
以下それぞれのバンドの感想。



Tuff Session
いいね!ライブバンドだな。歌心と遊び心を、骨太なロックステディに包んでバラバラと吐き出してました。演奏がこなれていないところもあるけど、一体感はあるからOKOK。楽しくホレホレと踊って大満足。時間が短いのだけが不満。
CDも買わないとな。

Sakerock
これまた演奏粗いけど一体感は最高。彼らのゆるエキゾな音楽が、「楽しいの?踊れるの?暴れられるの?」という感情に正直なサマソニキッズにズッパマリの大受けだったのが滅茶苦茶嬉しかった。楽しいね楽しいねイエー。ハマケントロンボーンもMCも絶好調。

Miceteeth
相変わらずまとまりのない演奏。一体感もそれほど... でも俺はこのバンドのゆるいライブが大好きだ。丁寧で心がこもっている感じが良いんだな。「レモンの花が咲いていた」からスタートして、代表曲・シングル曲中心に俺の好きな曲ばかりやってくれて満足。

Citizen Cope
全編、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」をゆるいレゲエビートに乗せてみましたという感じのメロウな曲・演奏ばかり。ビーチに寝転がってビール飲みながらとても気持ちよく聴けた。

Tommy Guererro
ファーストの頃から好きだったけど、ライブは始めて。ヒップホップ臭のする分厚いバックトラックの上でゲレロのいなたいギターがへろへろり。うーんイイ。会場全体がメロウな気分に包まれた。メロウメロウ。折しも日が落ち、夕焼け小焼け。土手の上で踊りながら泣きそうになった。今日のベストアクト。




全体の感想。
チケットなしでも物販もメシも買えるしライブも観られる。こういう隙を残してくれるなんて、クリマンもなかなか粋じゃないの。「フェスの開放感も無くて、仕切りも最低で、暴れん坊の若者が多くてマナー悪い」というサマソニ童貞の思い込みは間違っていた。ゆるくて良い雰囲気じゃん。少なくともビーチステージではそういう不満は感じなかった。メシ喰いにスタジアムまで行って長時間休んだけど、メシ買いに並ぶ列も譲り合ったり、メシ食う時に場所空けてくれた少年とオアシスの曲でどれが好きかとか話しこんだりできてピースな感じだったよ。 
あー、ゴミをそこらに捨てている阿呆は多かったかも。帰りがけに近場にあったゴミは拾って歩いたよ馬鹿。

ビーチステージのライブが全て終了して、スタジアムから漏れるウィーザーの「エルスコルチョー」を横耳に帰宅。来年も行こうと思う。今度はチケット買って。






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