たわごと日記

小野上明夜 HOME

「みんなのうた」で目覚める
2003年05月10日(土)

「だんご三兄弟」で一時注目を浴びた「みんなのうた」ですが、私はリアルタイムで子供だったころからずっと好きでした。
一番好きなのはなんといっても「まっくら森の歌」です。……ええと、いかにも私が好きそうなタイトルですが内容もなんとなくそんな感じです。暗いというか、不思議というか。異世界「まっくら森」を幻想的な絵と言葉遊びで垣間見せてくれるという感じの。
後印象に残っているのは「メトロポリタン・ミュージアム」(これも不思議系。ミュージアムの中で女の子が展示物としゃべってみたり。最後は絵の中に閉じ込められるというオチが意外にブラック)とか「かんかんからす」(淡々とした歌詞が胸に迫る歌)とか「赤鬼と青鬼のタンゴ」(これは明るい。鬼が月明かりの下でタンゴを踊る♪ かなり楽しそう)色々あるんですが、現在私の携帯の目覚ましBGMとして設定されているのは「こだぬきポンポ」です。
スキー場に遊びに来た子供と仲良くなったこだぬきが、その子が忘れて行った赤い手袋を握り締めて「今度はいつ来てくれるのかなあ」とひたすら待ってる歌。ええっとうん多分二度と会えないっていうか一冬の遊びっていうか、「ぽんぽこあの子は、いーつくーるーかー」で雪の中駅で待ってるこだぬきを上から撮ってじょじょに遠ざかるみたいな絵(だったと思う……ウロ覚え)で終わる辺り明らかにそうなんでしょうが、切ない歌です。かなり。

なぜか目覚まし効果抜群。

なんだかつらくなって眼が覚めます。
明日もこの手でいつもより一時間早く起きる予定です…



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