少しだけきゅんってした。


帰り道、偶然、前に好きだった人に会った。
やけに目立つ集団がいて、よく見たら橋本くんたちだった。
ホントにほんの少しの間だったけど、
彼を好きだった頃は凄い頑張ってた気がする。
一人でも会いに行って、お弁当作ったりして。

最初橋本くんのこと好きだとおもったのも、
あの人とどこか似てるって思ったからだった。

あの人は、あたしを突き放したけど、
彼はまるで、包んでくれるように。
正反対の続きの言葉。
その一言であたしは彼を好きになったんだ。
今考えると、単純だなぁ。

彼はそんなあたしを期待させるような言葉で繋いで。
でも、いつまでも何も変わらない日々と、
煮え切らない関係に嫌気が差して、辛くて。
つい、あの人に会いに行っちゃったんだ。
そしたら、あの人を見た瞬間、橋本くんは消えていった。
跡形もなく。
優しい橋本くんのことは、今でも好き。
でも、特別な好きなんかじゃない。

あたし思ったんだけどね、もしも今あの人に会ったら、
健士のこともCさんのことも、どうでも良くなっちゃうのかな。
あの人を消せる人なんて、どこにもいないのかな。
会いたいけど、やっぱり会わないほうが良いのかもしれないね。


あなたの素顔を見ると、どうしても…

まだ好きなの、ごめんね。

泣けるくらい、気持ちは変わんないよ。

忘れられないなら他にどうすればいい?

お願いだから、あたしを嘘吐きなんて思わないで。
2003年11月27日(木)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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