どんぐり1号のときどき日記
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今日は久々にHMVとタワーレコードをじっくりと見る。暑かったからという訳ではない(はずだ)。 何時発売か良く判らなかったが念のため「M」のコーナーから見ると、なんとマイク・オールドフィールドの初期3部作のスペシャル盤がもう出ていた。ただし内容を確認したら「チューブラー・ベルズ」は去年買ったのとメインが被っているので、さすがにパスする。本当はナイスも2枚欲しかったが、所持金が全然足りなくなったので諦める。来週まで残っているかなぁ…。なんだかんだ言ってもキース・エマーソンが好きなのである。 と言う訳で、勢いで今日買ったCD。
「ハージェスト・リッジ(デラックス・エディション)」マイク・オールドフィールド 「オマドーン(デラックス・エディション)」マイク・オールドフィールド 「ザ・レジスタンス」ミューズ 「ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ」ミューズ 「JUDAS PRIEST ORIGINAL ALBUM CLASSICS」(5枚組のセット) 「LINDA RONSTADT ORIGINAL ALBUM SERIES」(5枚組のセット)
マイク・オールドフィールドはこれからじっくりと聞き比べていくが、やはり「オマドーン」というのは、1980年ネブワースのライヴが完成形なのではないだろうか。ライヴとしては荒削りだが、ドラムとパーカッションによるパート1後半の迫力は素晴らしい。あの部分だけでも聞く価値はある。 と言う訳でロスト・ヴァージョンを聞いてみたら、やはり驚かされた。話には聞いていたが、肝心のパーカッション部分がメインになっていないのである。最終盤において、いかにこの部分が重要なファクターになったかが良く判る。もっともよほどのファン以外は、聞く必要はないだろう。最終発売形がその「作品」なのだ。
ミューズは面白そうだと思ったのだが、やはりプログレをずっと聞いてきたためか、方法論としての目新しさはあまり感じないし、なんだかどこかで聞いたような音作りもある。ただテクニックはあるし曲もそれなりに良く練られているので、軽い感じはするが、そこそこ面白い。この軽さが売れる要因なのかもしれない。愛聴盤になるかと言えば、多分そんな事はないと思うが。 それでもそのうちに、デビュー作も買ってみた方が良さそうだ。こういうグループは、デビュー作に一番パワーがあるはずだ。
しかし5枚組で2,500円のシリーズですか、そうですか。「マウンテン」と「リッキー・リー・ジョーンズ」と「パティ・スミス」も買っとけば良かったかなぁ(って、金がないんだってば)。でもこういうシリーズは、もっと早くに欲しかったと痛切に思う。我々のように時系列で聞いている身には、アルバムは高くてそうホイホイと買える物ではなかったのだから。
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