どんぐり1号のときどき日記
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朝から実家の不要なガラス関係の処理をする。やはりガラス関係は、地震などの時に凶器となるから、極力処分していかなければならない。特に年寄りがいる家では、それが記念品であっても、だ。
夜になってから「MM9」を読み始める。 やはり小説としては軽い感じがするが、なかなか面白い展開だ。ただし怪獣をある程度科学的に扱うという事は、万人が納得できるものにはならないと思う。共通認識を作るには難しすぎるテーマなのだ。 それでもこの作者、一般人には全く判らない部分まで含めて、遊び倒しているところが偉い。笑ったのは「九頭龍」で、うまいネーミングである。いずれBS-TBSでも放映すると言うから、なんとか見られそうだ。
ところで、唐突なネタだが。 三菱F-2の、三沢へ配備されている青を基調とした洋上迷彩が、意外と好きである(1/72のF-2A三沢8SQの完成品が欲しいが、これまた高い…)。 洋上迷彩を初めて見た時はそうでもなかったのだが、やはり三沢で現物を見てしまってからは意外と気に入っている。これは写真やプラモなどを見ただけでは感覚的にピンと来ない部分かもしれない。なんだかんだ言って実物には敵わないのだ。 しかしこの迷彩は、対艦攻撃というF-2の主な任務を遂行する場合にのみ成立するきわめて限定的なものであり、逆に言えばその任務が一目瞭然なのである。三沢というエリアの都合上、スクランブルもこの迷彩で上がるのだろうが、万が一ドッグ・ファイトになったら、目立ちすぎて話にならないだろう。もっとも日本の場合、交戦規定上こちらから手を出す事はまずないので、警告の意味で目立った方が良いのかもしれない(基本的に先に撃たれたらそれで終わりなのだ)。もっとも、F-2の性能を考えると少しばかりもったいないと思ってしまうが。
あと好きなのはキース・フェリス迷彩だが、これはどの程度の効果があったのだろうか。あまり詳しい評価記事を読んだ事がないので少しばかり気になるが、効果の程はともかく、デザインとして非常に好きなのだ。これはキース・フェリスが画家だという部分に負うところが大きいだろう。 ちなみに現在はスプリッター迷彩というらしいが、これはダイクストラ・フレックスがモーションコントロール・カメラ・システムと呼ばれているのと同じように、一般名詞化したという事なのだろう。
そう言えば、このめいさいをマクロスのヴァルキリーに施したら面白いと思うが、Zガンダムでも面白いかも知れない。ただし最大の問題は、変形後の迷彩の整合性だ。この辺はアニメなので変形後の用法を考えたらどうでもよい事になりそうだが、だからこそ見栄えは大事だろう。
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