どんぐり1号のときどき日記
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2010年06月13日(日) はやぶさ、帰還

 朝にKCからメールが来たので、駅前で合流してSF仲間の宴会の打ち合わせ+雑談。あっという間に4時間経過。途中で地震があり、お開きとする。宴会の件はネットにあげる事となった。

 日時:7月3日(土曜日)19時〜
 場所:「キリンビアフェスタ 仙台駅前店」
    (仙台駅前さくら野デパートの北側)
    http://r.gnavi.co.jp/t021207/map1.htm
 会費:3500円程度を予定

 大ざっぱにこんな所である。とりあえず予約の都合上、人数の確定をしたいのだ。なんでも駅前の飲食店は、金曜土曜はかなり混んでおり、2時間の限度枠で回転を早くしているらしい。不況だから安い店を、という発想は判るが、行く回数を少なくしようという発想はないのが通常の飲んべえらしく、そもそもうちの会社がそうだ。だから今回の我々のような宴会を開こうとする時に、手頃な店が見つかりにくいし、時間制限も多くなってしまう。

 それはともかく。
 ハヤブサの帰還が今日の23時と迫ってきた。正確にはカプセルがオーストラリアへ落ちるのだが、はやぶさ本体は大気圏で燃え尽きる。しかし良くここまで還って来たものである。本当にプロジェクトXのネタにぴったりなのだが、その肝心のNHKがテレビで中継しないというのはどういう事か。
 ワールドカップなど他のメディアに任せて、この世紀の一大イヴェントを放映して、技術立国の姿を若い世代に繋ぐべきである。それがNHKの義務なのに、本当にNHKはバカの集まりに成り下がっている。

 とりあえず19時くらいからネットにスタンバっておく。さすがにどこも重くなりつつある。22時頃から色々見て回る。回線はどこも重く、なかなか繋がらない。結局は和歌山大学宇宙教育研究所一本に絞って見続ける。
 他の情報で、22時50分には司令室からのコマンド入力か全て終了したとあった。これは何だろうと思ったが、後で判明する。
 そろそろかな、と和歌山大学の中継を見ていたら、22時57分頃に画面の左下から明るく輝く物体が雲を照らしながら飛んできたのを見られた。タイムラグが6〜7分あったようだが、とにかくほぼリアルタイムなのだ。
 その後streamで再確認。綺麗である。あとは回収班に任せるだけだ。

 再突入前の最終コマンドとは、実ははやぶさに地球を見せるためだったのだ。このためにわざわざ向きを変えるという事をしているのだから、管制室はとんでもないロマンチストの集まりだ。素晴らしすぎる。とにかく日本もまだまだ捨てたものではないと実感できたし、未来に対する希望も、わずかだが感じられた。
 7年という長い間見て来た事になるが、今日は素晴らしい締めくくりの日となった。


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