どんぐり1号のときどき日記
DiaryINDEXpastwill


2010年06月03日(木) 最後まで行けるのか

 今日は「青空にとおく酒浸り」2巻目を確保。
 しかしこのコミックは、すぐに3巻目が出るらしいが、どういうゴタゴタがあったのだろう。近々打ち切りなのか?
 いずれせよ、安永航一郎がまがりなりにも大手出版社から単行本として出ているのだから、これは喜ばしい事である。願わくばこのままラストまできちんと連載させてほしいところである。彼もなかなか不遇な作家であるからなぁ。
 そしてこれは伊藤伸平も同じような境遇で、現在連載中の「大正野球娘。」は作品として完全に原作を越えたので、なんとしても最後まで持っていって欲しい作品だ。ここまでキャラクターを生かせるとは、正直思っていなかっただけに、非常に楽しめるのである。

 そんな中、youtubeで「喰霊−零−」なるアニメを少しだけ見た。
 それで感じたのは、なんだか「MM9」と発想は同じなのではないだろうかという事だ。公務員レヴェルで怪獣相手か悪霊相手かの違いのような気がするのだ。まあ対応策を考えるのが主体かアクションが主体かという差は大きいとは思うが、基本的なコンセプト部分は同じだと言っても良いだろう。
 そして「喰霊−零−」で気がついたのは、フォーマットが少女漫画だという事だ。死亡フラグではなく不幸フラグが立って、世界観とキャラクターの悩みのギャップが著しいのである。アクション系でこういう演出というのは、見ていて非常に疲れてしまうのだが。
 こういう不幸フラグは、世界観として「NOIR」位ならまだ許せる範囲だと言えるかも知れないのだが、超常現象が主体となっている世界観では、やはり違和感があるのだ。
 それでも最近は、こういうパターンを良く見るような気がするのだが、これは流行りなのだろうか。だったら嫌だなぁ、と思ってしまう私は古いのだろうか。


どんぐり1号 |MAILHomePage