どんぐり1号のときどき日記
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昨日買った映画秘宝を読む。 今月はなんだかあまり面白くない。というか、最近これはという記事が少なくなっていると感じる。やはり月刊化の弊害が出ている部分だろう。もちろん隔月などではネット社会の現在、雑誌で勝負するのは難しくなるから、どうしても月刊化は必要な要素だと判ってはいるが、やはり中身の薄い月にはガッカリしてしまうのである。以前の密度の濃い内容を月刊で継続して続けるのは無理だと判ってはいるが、読者としては過去の良い記憶を覚えているのだから、それもある程度は仕方がないだろう。
密度が大事とはいっても、ムックという形態ではどうしても不定期になってしまうし、もっと重要な価格の問題もある。ムックとはいえ2,000円を超えるとかなりの抵抗感がある。そういう事も含めて、やはり紙媒体の雑誌では将来的に存在は難しくなっていくのは容易に想像できる。
そもそも書籍の業界自体でも、紙媒体では限界があるという認識があるようだが、だからといってすべてネット等のデジタル・デヴァイスに移行させてしまうというのもどうかと思う。ディスプレイや携帯できる端末では、まだまだ長い文章を読むのに向いていないという現状を何とかしてくれないと、目が悪くなりつつある世代にはきついのだ。 別にデジタルだから良くないというのではない。楽に文章が読める媒体なら何でも構わないのである。そしてそれが簡単に消えなければ良いだけだ(フラッシュ・メモリーでの配布など、問題外である)。とにかく楽に読めるという事が最重要課題なのであり、これが出来ないと、多分出版という業態は衰退するだけだ。本に馴染んでいる年寄り世代が離れてしまう、というよりも物理的に読めないという事情から、強制的に排斥されてしまうのだ。それはつまり活字文化の絶滅を意味するのである。 特に日本は極端な方向へ一気に走るからに、非常に怖いのである。
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