どんぐり1号のときどき日記
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2010年02月22日(月) レガシー・フリーにはならない

 TSUTAYAでカメラ雑誌を少々立ち読みする。本当はゆっくりと読みたかったが、時間がなかったのである。
 ちなみに私は、EOS650が出てから写真の楽しさを覚えたので(目が悪く、マニュアルではピントが合わせられないのだ)、気がつけばカメラ歴はそれなりになってはいるが、撮って覚えていったクチなので理論にはあまり詳しくない。だから今でもカメラ雑誌を読むと勉強になる事が多い。

 今回はいくつか面白い記述があり、その中にパン・フォーカスは、とにかく一度撮ってから絞りなどの細かい設定を決めるというものがあった。これはまさにデジタル・カメラの時代だから出来る事だと書いてあり、なるほどと思う反面、長く使ってきたEOS630にはプレビュー機能があり、撮る前にピントの合う範囲をほぼ確認できたのだから、それと基本は同じではないか、と思ってみたりする。これは現像するまで結果が判らないフィルム時代には、とても重宝した機能なのだ。
 そもそもパン・フォーカス(正確にはディープ・フォーカス)では、必要以上に絞り込んではいけないという鉄則があるので、どこまで絞りが必要かを知る事が重要になる。絞り込み過ぎると光の回析により写真がぼけてくるためで、それを避けるためには必要な範囲を事前に調べられると便利なのだ。私はプロではないから、プレビューはとても便利だった。
 そして今のデジタル・カメラなら、撮ってから範囲ばかりか露出やシャッター速度まで事前に簡単に確認できるから、これはこれで便利な時代になったものではある。

 また最新のレンズ事情も書いてあったが、その中にはEOS7Dあたりになるとヘタなレンズではその性能を充分発揮出来ないと書かれていた。またレンズによってはAFスピードにすら追いつかない物もあるようで、それほどにカメラ本体の基本性能が高いという事らしい。
 そして意外な事にキット・レンズが高いレンズよりも好結果を出す事も多いらしい。これは専用に設計されて、欠点をカメラ本体とレンズの双方でカヴァーしているためで、これはフィルム時代にはあまりなかった事だ。当時は主にフィルムがその欠点を吸収していたのである。
 こういう記事を読むと、レンズによってはカメラと極端に相性の悪い物があると言っているのに等しいと気づく。フィルム時代のようなレンズの使い方は出来なくなりつつある訳だ(これは裏返せば、メーカーからのデータを全て提供してもらっている訳ではないレンズ・メーカーの開発力、技術力が素晴らしい事の証拠でもある)。

 結局、現在持っているフィルム時代のレンズはもう役に立たないという事だから、素直に叩き売ってしまうか…。あ、あまり残っていなかったなぁ…。


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