どんぐり1号のときどき日記
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| 2009年06月30日(火) |
「メイド・イン・L.A.」が500円 |
ネットで販売元に注文していたDVDが届く。思いの外早かった。 私の分は「メイド・イン・L.A.」「リベンジャー」「ジェシカ 超次元からの侵略」「ボーダーライン」「ヴァージニアの告白 過去のない女」の5枚で、全部500円のDVDだ。特に「メイド・イン・L.A.」がこの価格で買えるとは思ってもいなかったので、非常に嬉しい。なお他の作品は、この価格だから買ったのであって、そうでなければ手は出さないようなものばかりである。
それはともかく、前にも書いたが「メイド・イン・L.A.」は「ヒート」のオリジナルである。よほどこだわりがあったのだろう、マイケル・マン自らリメイクして「ヒート」に仕上げたのだが、リメイクというにはあまりにも恥ずかしいほど同じ映画である(違うのはラストの展開だけだが、これは仕方がないだろう)。 もしかして「メイド・イン・L.A.」を何度も見た人は、「ヒート」を観た時点で笑ってしまったのではないだろうか。それほどに展開も演出も同じなのである。結果として映像まで同じに感じてしまうほどだ。
いずれ今回「メイド・イン・L.A.」を見た事で、「ヒート」を公開当時に観て感じていた違和感の理由が明確になった。要はアル・パチーノとロバート・デ・ニーロという2大スターを起用したためのしがらみと、それによる様々な無駄が映画のテンポを悪くしているのである。もちろん手間暇かけた分、「ヒート」の銃撃戦の方が洗練されているし迫力も違うが、映画としては無駄がなくすっきりまとまった「メイド・イン・L.A.」の方が面白く感じられる。特に若い役者が中心なので、ギラギラした迫力がある。これは年を取ったアル・パチーノとロバート・デ・ニーロには出せない部分である。彼らは渋い演技としては完璧と言っても良いが、若さゆえの緊迫感というのは、やはり若い役者でないと出せないのが良く判る。
だがこの二人を起用して華にしなければリメイクは難しかっただろうというのも、当然だが良く判る。「エル・マリアッチ」そのままでは「デスペラード」というリメイクが難しかったのと同じだ。実際、無名の役者を使ってここまで同じ映画を作る事は、プロデューサー・サイドが許さないだろう事は容易に想像がつく。
いずれ色々な意味で両作品を見比べるのは楽しいし、どちらも銃撃戦は純粋に素晴らしいと思う。
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