どんぐり1号のときどき日記
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2009年05月13日(水) 踊る消費者

 電通が100年ぶりに赤字だそうな。創業が1902だから、軌道に乗ってからの赤字は初だろう。
 最近は企業の広告費は減る一方だし、そもそもいつまでもテレビのコマーシャル・メッセージに頼っていたところで仕方がないのだ。もう世界中が世の中はデフレであり、無駄な消費は出来ないし、そもそも許されない。
 しかも電通はあまりにテレビ社会に浸透しすぎた。というか、テレビ界の発展に元々から参画していたし、様々な会社の株はある、人材は握っている、というガリバー状態でまともな消費社会の誘導など出来る訳がない。
 そもそも消費社会はムダをいかに勧めるかであって、健全な社会では決してないのだから、その消費モデルが崩れてしまった現在、電通自体の存在意義も揺らぐのは当然だ。

 そんな消費社会に反発しつつも、模型屋に行く。
 なんとマーャンズ・ウォー・マシンの完成品が売られていた。例のペガサスから出ている1/48の完成品なのだが、これが例のカッパー・メッキになっており、しかもほぼ10,000円である。これでは買う気にすらならない。もとのキットが5,000円強なのだから、それを買った方がマシだ。部品数も少ないのだし、いざとなれば自分で電飾も可能なのだから。
 つまりここにも消費社会を見誤った企画があった訳で、このサイズでこの色はないだろうという映画ファンの心理を無視しているのである。これは多分売れないだろうし、安売りになっても誰も買わないだろう。
 いや、500円位になったら買っても良いかもしれないが…。

 そんな夜に、「クレイジー・キャッツ メモリアルボックス」なるDVDが出ていた事を知った。
 現存するシャボン玉ホリデーがまるまる4回分入っているのだとか。これは激しく欲しい。こう言うのが消費者の心をくすぐる企画商品なのである。
 電通も少しは見習え。せっかくパイオニアLDCを引き継いで、ジェネオンという会社を作ったのだから。


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